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リネンや麻を織る日々をつづっています。
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新しいパソコン
2012年06月27日
郵便局にエックスパックを出しにいくときに、ハテ? なにか違和感です。大きなスペースが出来上がっていて、そこに数日前まで何があったのか?全国チェーン展開していた大手のリサイクルショップがあった場所です。

日本がものを大事にしなくなった背景には日本のリサイクル制度が大きく影響しているかと思います。資源の無駄を助長する買い替え制度的なリサイクル制度に何の意味があるのかと思いますが、本質というものは見えにくいものです。

昨日、7年使ったノートパソコンの機種を買い換えました。その前に使っていたのはDELLのINSPIRON6000で使えなくなるまで使って同じ機種にハードディスクを載せ変えて使っていました。今回のレッツノートも同じように末永く使うつもりです。私が買い換えた理由がようやく満足できるような機種が出たかというような感じで、10時間以上バッテリー駆動して、液晶も画素数が多く、重さも1.3kgちょっとで、海外に持っていくのも便利そうです。

今までも出荷のときなど処理速度の遅さとバッテリー切れで泣かされることも多かったですが、使ってみると7年の壁というのは大きく、ほとんど快適に動きます。実際に、日本語変換ですらもが昔のパソコンだとついてこれていなかったので、考えるスピードで思い通りに文章をタイプできるのが心地よいです。一番心配だったのはWINDOWS7の64ビット環境に今の環境がうまく移行できるかどうかでしたが、問題なくすべてが動いています。

本来ならこういうノートパソコンが100万台規模の大ヒットするはずなのでしょうが、無料で携帯電話にネットブックと呼ばれるパソコンがついてくる時代ですので、今の時代、良いものを作っても数も流れにくいので良いものをつくるのはメーカーも意地みたいなところがあるかと思います。流れてもひとつのモデルが数万台とかの規模ではないでしょうか。

パナソニックが独自に技術を保っていられるのも、外で生産するために技術を探しに歩かなかったからではないかと思います。光って見える部分ですが、同じことをシャープもしていて最終的に亀山モデルを中国に渡したことからも、このモデルというのは理想系で脚光は浴びながらもビジネスとしてはコスト面では茨の道ではあると思います。

40過ぎたおっさんが、パソコンひとつで薀蓄をたれて馬鹿ですね。でも、欲しいものがあって、我慢して手に入れるって大事だとおもうんです。子供のころは、何十万円もするのが当たり前で、欲しくても手に入らなかった思い、なんか我慢して手に入れることも大事なことだろうなあと、手に入りにくい糸を手に入れようとするのと共通して思います。