2012年07月03日
今日は雨がしとしとと降っています。フェイスブックでアメリカの大学院時代の台湾の友達が私を見つけて友達リクエストくれました。カリフォルニアにいたときは、雨が一年に3回ほどしか降らず、降るとなえればスコールです。夏は毎日天気が良いのが当たり前で、雲ひとつない空の下、週末ともなればテニスしていました。
みんなが素人だったので、暑い暑いキャンパスのテニスコートで球拾い運動をしているというイメージが適切かもしれませんが、そういうのもどこどこでおいしいものを食べたとかよりもよい思い出です。カリフォルニアの場合は、蒸し暑さというよりもドライな暑さで、みんながペットボトルを持ち歩いていてあれも文化だなあと思います。
もし、ペットボトルを持ち歩くのを禁止したなら禁止したで、それはカリフォルニアの文化を大きく変えることにつながるかもしれません。ペットボトルを持ち歩くことで外で過ごすことが多くなる。また、授業中でも自由に飲み物を口にする権利があるのもカリフォルニアの特徴でした。飲み物ひとつに対する捕らえ方ですらもが、異なるのが文化の違いです。
日本も昔は梅雨らしい梅雨があったのに最近は梅雨明けすらもいつなのか分からない年が多くなり、こういうのも日本らしさが少しづつなくなっていくことにつながるのかもしれません。今年は原発がとまっているということで節電対策についてアンケートなどが回ってまいりました。
普段から、エアコンを使わない生活をしているので、これ以上頼まれても困るところもあります。電気が止まるというのをインドでは何回か経験をしましたが、それも、考えた対策を個々が考えていくのもひとつの方法ではないかと思います。インドの企業にはジェネレーターが備わっていて、いざというときには自立できることも本当の危機管理ではないかと思うのです。
昔、コンピュータの製造現場で働いていたときには、雷が鳴って瞬間的に電圧が落ちるとそれだけでスクラップが発生するというシビアな対応、そういう業種というのは非常に限られているとは思いますので、個個の対応にゆだね、すべてがそれに対応をしないとならないわけではなかろうかと思います。完璧を求めるがゆえに、逆に大きなリスクを背負うのはインフラのような生活に密着したものではよろしくないと思うのです。