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リネンや麻を織る日々をつづっています。
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リネン日記
ミニッツライス
2012年08月14日
栄養素を凝縮した健康補助食品が本当に体に良いのか?というと、普通の食品のほうが長い目で見ると本質的には体に良いと思います。体というのは食べ物を体の仕組みを使って吸収することも大事な部分です。健康補助食品を摂ってばかりいると普通の食品を吸収できない体になってしまうんじゃあないかと思うのです。

飲食店で、その飲食店のクオリティを見るのに一番良いのは「ご飯」がどんな状態で出てくるかだと思います。一番ごまかしにくいものが白いご飯なのです。アメリカに居たときに、これは画期的だと思ったものにミニッツライスというものがありました。お湯をいれて1分でご飯が出来上がる。、食べてみるとお粥っぽくそれなりのものですが、日本では食管法の絡みで入って来ないのでしょう。アメリカのようにご飯も恋しくなるような状況だとミニッツライスでもご飯を食べた気分になったものです。アメリカの人からするとあれがご飯のイメージでご飯というのはおいしいものではないというのもうなずける話です。アメリカでもカリフォルニア米など普通にご飯を炊けば普通においしいですし、値段も相当安いです。

リネンに関しても、フラックスの産地というだけの問題ではなく、紡績やまた、織り、染め、加工も、リネンの品質には影響をしてきます。染めてあればフラックス原料の組成も染料と化学変化を起こして性質も変化するものです。麻織物というのは元来農作物の延長ですので、肌で味わう食べ物というところでしょうか。