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リネンや麻を織る日々をつづっています。
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リネン日記
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2013年04月11日
今朝、東京から帰り、午後からは京都からお客様でした。今回の東京は、非常に充実していました。いつもの展示会での印象と違う印象を受けたのが今回の東京でした。展示会は力任せのスケジュールで行くことが多いのですが、今回は、詰め込みながらもそれなりの計画を持って動けました。

動くのはものなのですが、そのものを動かすために大きな設備空間が必要だったり、お店が必要だったり、人がたくさん必要だったり、して、一つのものに人が出会うということになります。一般にものづくりという話になると、ものをつくることに主点が置かれますが、小さなものをつくる以上に大変な部分はどうするのですか?というところから始まるのです。

物だけが単に出来上がることはなく、物が出来上がると同時に、人々に仕事が生まれ、より大掛かりな設備や、文化や人の流れも出来上がってくるものです。また、ものづくりというものは新しいものを捜しがちですが、蓄積されたものを生かすような動きから新しいものを生み出すほうが真似のしにくい世界だったりします。

そういう中で、文化に広がりができるもので発展もありえるのだといえます。時々、宇宙というものを考えます。宇宙の果てがあるのかを考えるときに、宇宙というのも無限ではないだろうと思うのです。発展というものも元に戻るような限られた空間の中で作り上げていくものであるのが自然じゃないかと思います。