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リネンや麻を織る日々をつづっています。
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リネン日記
花火
2013年05月04日
朝のうちに、昨日織り上げた、新しいプロジェクトの生機を工場内で簡易に整理加工してみました。水に浸けた途端、形状変化をして脱水を行うと良い感じ。長さなども最初から想定をしていたとおりの感じで乾燥して良い長さになりました。午前中のうちに、その新しい布をストールの形に仕上げてファーストサンプルが完了しました。デザインだけを変えれば、いろいろと楽しめそうな素材です。

目新しく感じられるような極端に新素材というのは、本当は1年以上掛けて開発をすべきなものです。生地にしてから一年ほど寝かせるといろいろな問題も見えてきたりするもので、検査だけでは見えないさまざまな問題も、手元において時々触ることで手の感触で問題を感じることもできるものです。通常、5年ほど手元においていい感じのものというのは安心して世の中に出していけるものです。

夜は、出荷の帰りになぜか工業団地の田んぼで花火が上がっていました。安土でなにかこどもの日に絡んでのイベントだったのでしょうか。少し車を止めて眺めていました。日本の花火というと普通は川原で打ち上げられるものがほとんどですが、田んぼで打ち上げられる打ち上げ花火というのは近くで見ることが出来るので圧巻です。まだ、夏でもないのに、日本で花火を見ることができ、30分ほどのことですが、得をした気分で会社に戻りました。