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リネンや麻を織る日々をつづっています。
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リネン日記
5月
2013年05月01日
5月は、私の誕生日の月です。アメリカに留学してから年と言うものをほとんど気にしなくなって、いつも年齢を書かないといけないときには、昭和44年生まれだと周りの人に正しい年齢を確認します。

5年ほど前に、軽自動車に社員4人を載せて買い物にいったときに、定員オーバーというのも知らず、パトカーに止められましたが自分の年齢を警察官に尋ねてしまったがために家にまで警察が電話して私の年齢を確認をしましたが、そのとき、父親が出て、警察の「息子さんは何歳ですか」という質問に父親も「分からん」と正直に答えたようで電話された警察官の方が困っておられましたが、林与なんて何月何日とか何曜日も忘れるくらいにテレビも一切見ることなく仕事をしているのでそんなものです。

日本というのは年齢の1歳の違いが大きかったりするので、年齢を気にしないライフスタイルというものもあってもよいのではないかと思うところです。実は日本の昔というのは年齢よりも本人の力量が大事だった時代で、出来る年下のものが抜擢されることが多かったものです。戦後は、ステレオタイプな人生が敷かれ年功序列型に固定されてしまって、大人であっても誰かが食べさせてくれる生活が当たり前になりましたが、大人が自分で食べていけないという状態が長続きするはずもなく、そろそろ日本もいろいろな国に追い越されて終わりかなあという局面。

戦前なんて死ぬまで現役が当たり前、70なっても80なっても、畑を耕すようなおじいさんおばあさんが当たり前でした。それって、今の時代の30代、40代でも逃げてしまうような力仕事。年齢というものに縛られて、できることもできない気分になってしまうというのも情けない話。