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リネンや麻を織る日々をつづっています。
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リネン日記
頭で考えたことを形に
2013年05月21日
物事を検討するのと物事を進めるのとは違う概念です。検討しても進まないことのほうが多く、物事を進めるための検討というのは実績になりやすいものです。ノーリスクな検討を重ねているタイプの検討というのは、実際に何もしていないのと同じで、物事を前に進めて、答えを見極めるような形が一番ほどに判断も付きやすいものです。

売れる売れないかで迷っているよりも、実際にやってみて売れるか売れないという判断を早めに出したほうが、一人の人間が何日も仕事しないで検討だけしているよりも、損は少ないでしょうし、また、やらないという判断の場合、そういう方はいつまでも時間が掛かってやらないままであることが多いのです。また、プロでありながらも分からないことも分からないまま、次のチャンスで重い腰が上げられるのか。上がらんと思いますし、上げたとしても一生とかのトータルで見るとすばやく動いている人に比べ勝るはずがないのです。

そういうのが今まで仕事をやってきたやってこなかったの実績的なもので、仕事というのは長くしているから上手ということもなく、仕事を覚え始めたときの学習能力が一番高く、そのあとは学習能力も一般的には落ちていくものですし、仕事に対する意欲というものも経験や人脈でお金を稼ごうとするので一般には衰えていくものです。

知識や経験があっても実際に仕事をしていないと急速に衰えていくもので、昔は出来たのに今はできないというような商品も多いものです。一旦、衰えるとそれが前の水準に戻ることは難しいものです。村の加治屋さんなんかが消えてしまった背景なんかが、天然記念物のトキが消えるのと同じような運命でまた希少性にしても同じです。