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リネンや麻を織る日々をつづっています。
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リネン日記
6月の京都
2013年06月01日
今日は、京都の三条から四条界隈を散策しました。私は高校と大学のときに7年間京都で過ごしましたので、懐かしいなあという思いがある一方で、学生のときに興味のあったものと今興味のあるものとがまったく違うことに年を取ったことを思います。

京都というのは、コンパクトでうまくまとまっているなあと思えるのは、各通りごとに味のある店並みがあることです。四条通りにはブランド、寺町は洋服店、新京極はお土産、お酒は木屋町、祇園。歩ける県内に固まった形で業種が分散し、すべてが歩ける圏内に凝縮されているといのは、ウィンドウショッピングするにのはよいものだなあと思えます。また、自然と周るの動きが生まれるので、すべてのお店に観光客の目が行き渡るものです。また、歩き回るのでお腹も空いて食欲もわいてくるので食べ物屋さんも繁盛する。

感じたのは、この界隈というのは学生のときよりも人が集まっているということ。人が少なくなる流れの中で、京都というのはやはりよいイメージが保たれていて、単に観光スポットというだけでなく、その後ろにはお寺や大学という精神的、哲学的な部分をしっかりと押えているであろうことかと思うのです。

京都のラーメン屋さんが、チェーン展開に成功したのは、深夜まで営業をしていて、学生たちに味を覚えてもらっていたことだろうと私自身の経験から感じています。全国にチェーン展開しても、そのラーメンを食べると学生時代の思い出なども蘇るもので、贔屓のお客が全国に散らばっているようなもので見捨てられることは少ないものです。