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リネンや麻を織る日々をつづっています。
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リネン日記
長栄座
2013年10月13日
今日は、米原文化伝統産業会館での長栄座の催しでのロビー展示。今日はお客様は全体的に少なめではありました。ストールを中心にロビー展示即売、近江上布の昔の見本切なども展示させていただいていたのですが、出展に関しましては、販売が目的ではなくPRが目的でしたので、1人でも多くのお客様にでも、近江湖東に麻織りの文化があり、今も麻織物が織られているということを知ってもらえればそれが成果です。

他の出展者のみなさんの中に、トナリ木工という若いご主人、奥さん、お子さんの3人でほのぼのと出展されているお店がありました。私の中の琴線が鳴った気がして、出展されている木工製品に多くの方の琴線に触れるようなセンスを感じました。私は、ウォールナット無垢のカッティングボードを言うものを使い方も分からずにいいあなと思ったので、これは何ですか、から始まって。

木材の素材の良さを引き出したいという気持ちでつくられている作品群。シンプルながらも素材が良いのと手をかけて作られているので、手のぬくもりが感じられる気がするのです。ようやく、自社ブランドとしてのスタートを切られたとおっしゃっておられましたが、完成度が高く、値段も手ごろで、これから全国的に有名になられる素質をもっておられる気がしました。それは作品だけでなくお話したときの印象の部分が多く、ご自身で工房を立ち上げ、前向きに動いておられるのが伝わってくるのです。ものづくりというのは語りとしては歴史の部分もありますが、何十年やっているものでも気持ちが落ちれば毎日が素人未満。5年10年の熱い思いは、何十年の経験に勝るものだと思います。トナリ工房さん、http://tonarimokkou.com/profile.html 

テーブルウェア周りの木工製品を、家具をつくる傍ら手がけておられ、オリジナルかつ愛されるような形目指しておられます。分野は違っても林与と同じ匂いのするものづくりにたいする熱い思い。箸、フォーク、スプーン、カッティングボードなど、手作りの力感じます。これからスタートで、今、置いていただけるお店など捜しておられるということですので、布小物製品を扱っておられて、プラスアルファでこだわりの雑貨小物を置いておられるショップさんなどあられましたら、ぜひ、直接、トナリ木工さんにアクセスください。