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リネンや麻を織る日々をつづっています。
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リネン日記
インターテキスタイル3日目
2013年10月23日
今日はインターテキスタイル3日目。午前中の最初2時間はお客さんは少なめでしたが、そのあと急にお客さんが続いて5時くらいまで。今日は、林与の近江上布の柄が人気で、私自身の感が正しいことを実感しました。欧米向けだけに受け入れられるかと思っていましたが、中国の方が非常に熱心に注目を下さって、しかも、昔の近江上布が絣であるという技法的な意味を分かって下さっている方も多い。

中国現地のブランドのデザイナーの話は言葉がよく分からないので直接コメントが聞けませんが、欧米の英語で話のできる方というのはとことん惚れ込んで、あの柄もこの柄も美しいというようなコメントをくださいます。インテキ上海では、「 I LOVE 近江上布デザイン 」な方がたくさん増えました。着物の柄ながらも草木をデフォルメした派手すぎない幾何柄が多いのが世界中に通用する要素なんだろうと思います。

正しく運用いただけることを条件に、柄に関してライセンスなどでの形での展開の話もさまざまな国の方と10数社と行いました。また、来年9月には目指したいなあと思える特別の情報もいただいて、今、動こうとしているプロジェクトを力強く前に進めるための舞台となりそうです。

昨年から日本からの織物関連の方のインテキ上海に訪れられるケースは少なめかなあという印象。同じことを新聞社の方も言っておられました。今年はジャパンブースが明るく、人がたくさん行き来しやすいように配慮もされていて、また、今日のインテキ上海エクスプレスも日本企業のコメントがトップページに並ぶなど。インテキ上海で日本企業が非常に暖かく迎えられているのを感じつつ、また、ジャパンパビリオン主催のみなさんの尽力されていることにありがたさを感じます。

林与というのは小さな会社でできることは限られているのも自分自身で承知。今日もエージェントをしたいという声を数件いただくのですが、エージェントがお客様と話されたことを、林与が対応できるのかというとストック型の商売ではないのでそこが心配。