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リネンや麻を織る日々をつづっています。
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リネン日記
東京
2013年10月28日
展示会から帰って、早速、私自身、整経作業をこなし3日間、納期のぎりぎりで織り上がり、東京の加工工場に朝持ち込み。無理して東京まで行ってよかったのは、久しぶりに東京の加工工場の社長さんと話ができたこと。

小さいながらも若い人もたくさん居られる工場なので将来は明るい元気企業。全国的にもその道では有名で、リネンの加工で面白いものできないかと相談相談です。なんでもがんばってみますというのが見習わないとならない姿勢。

この工場の魅力はクイックなレスポンス。クイックにレスポンスができるような加工をメインに、今の時代のものづくりに対応をされているので生き残られているという気がします。もう一軒寄っての日帰りだったので、帰り間際にブラック缶コーヒーを3本いただいて気をつけて帰るように。

会社に戻ると夕方、今日も納期のものがあるので夜中すぎまで作業、親戚の方に頼んで千葉県への納品。麻織物の仕事というのは糸が切れて思うように織れないことが多く、キズが多ければ最初からやり直しになるので、最初に綺麗に織れるまで織機の調整を加える。耳の際の糸が切れる問題で織れずに悩んでばかり。耳の際まで使わないということで、綿の耳糸を少し入れて最後は解決。この商品は良いけど、耳の際までリネンの商品をつくるのが今の糸ではなかなか難しいことを実感。