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リネンや麻を織る日々をつづっています。
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2013年11月02日
シャッター通りと呼ばれる商店街、かつての賑わいは消えてシャッターを閉じたお店ばかり、その理由はというのと、近くにショッピングモールができたり、コンビニにお客さんを取られてしまったこと。

しかしながら、私自身が思うのは、接客態度などに関しても、コンビニでは学生のアルバイトでもマニュアル的ではあると思いますが正しい対応。一方、商店街のおっちゃんおばちゃんというのは、タメ口対応というのが客離れの原因じゃあないでしょうか。顔見知りのひとには親切でぺちゃくちゃしゃべって、知らない顔のお客さんが来てもしゃべり続けているような感じ。これではお店の存続を訴えたとしても難しい。

コンビニでも廃業になるところというのは、商店街のおっちゃんおばちゃん経営的な感じのところが多く、暇なときに顔見知りのお客さんが来て、世間話をしゃべり続けている。辞める信号が出ている。地場産業も似ているかなあと思うのは、働いている人があまり変わらないので、働いているひとも、技術を上げようとか新しいものをつくろうとか思わずに、いつまでも仕事というものがあると思っている。

別に大もうけする必要もなく、人は人の甲斐性の範囲の中で生きていればそれで十分い立派だと思う。伝統産業の人が仕事に誇りをもって自分の生活を切り詰めてでも守っている世界があるならそれは不可侵に立派だといえる。

商店街なんかでも本業だけでは食べていけないので、いろいろな代理店をしたり、内職をしたりしているところというのは、立派だなあと思う。自分が食べていくために精一杯の努力をする人たちなので、逆に言うと本業もしっかりとしているものだ。それが、本業だけでどうしようもないといいながらも本業以外をしないのは工夫のない職人と同じで、本業を残すためにも経営者も一工夫は必要に思う。

バブルに懲りた経営者が本業が大事と本業に絞るのとは別で、本業が需要が減った分を本業を助けるための他のことをする力に回すことが大事だろうと思う。仕事がない状態から飛躍的に仕事は増える。自分で販路を開拓するのも一つ方法。ものは売れても売れなくても、業界に対して存在感を生むというものを売る以上に大きな利点がそこには潜む。