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リネンや麻を織る日々をつづっています。
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リネン日記
年度末
2014年03月27日
今日は朝から出荷関係で追われていて、夕方までに間にあうかの状態。途中、岡山から飛び入りで以前ジャパンクリエーションでお会いしたお客様でしたが、せっかく岡山から来ていただいたのに時間がなく30分お話させていただくだけになり、申し訳のないことでした。

毎年、3月末といえば落ち着いて桜がいつ咲くのかという話をする時期なのですが、納期が遅れてしまっているものがたくさん合ってそれどころではない話です。普段から何倍もの仕事をこなしているものの一つ一つが麻のガチに近いものづくりなためにちょっと難しい。その昔ながらのガチなものが売れるかというとそうたくさん量は売れないので、小ロット生産でキリキリ舞。普通のものの3倍5倍も時間がかかってしまうような、新しい

阪急のイベントで、始めてお目にかかるお客様ともお話をして、いわれるのが麻の変わった物、良い物がないのよ、ということ。いろいろなお店を捜されての結論で、よいものに出会える場所というのも限られているようで、弊社がお取引いただいているお店のお名前が挙がることが多かったです。

阪急のイベントで、よかったなあと思うのは、本麻の素材を探していて下さるお客様数人にお出会いできたことです。業者さん向けの展示会などでは値段も高すぎるのか、間を介しては流れていき難い素材の一つで、特別なブランドさまやお店向けだけにしか流れていないものなのですが、一般の方でそういうものの良さを実感下さって求めて下さるのは、生み出してからも何十年も続けているシリーズだけに続けていてよかったなあと思える瞬間です。

本麻手もみ100番手の先染の柄物というのは、在庫にも残っていることは稀なのです。作ろうとするとお金が掛かりすぎて体力が必要。この春は時間ができたらチェック柄を手がけてみようかと思います。