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リネンや麻を織る日々をつづっています。
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リネン日記
テキスタイルマルシェ6日目
2014年06月09日
毎日、滋賀県まで帰っていますが、帰ると疲れていて仕事ができないので、少し眠って早く起きて、整経を巻き取ったり、ビームを運んだり、糸の指図を作ったり、織機の調整をしたり、在庫の確認をしたり、また、テキスタイルマルシェで配布する冊子をつくったりです。

月曜日の百貨店というのは案外お客様が多いものですね。日曜日以上かと思えるほどで活気づいていました。私自身知らなかったのですが、百貨店というのは布の世界を大事にされているなあと思えるほどにいろいろなイベントを組まれているのですね。今回のテキスタイルマルシェもリピートされ見に来られる方が多いです。手芸の先生の作品展なども興味深いものです。

私も今日は9Fの梅田ギャラリーのモンスーンアジアの布展を見てまいりました。やはり手作業の味のある世界の布には価値を感じます。アジアのデザインというのも楽しい気がします。日本の着物のデザインというのは古典的なものが多く高級感があるのですが、林与の近江上布柄を見るとアジアに負けないくらいのインパクト、和柄ながらもあります。

林与も、布マニアにとっては見ごたえのある林与の近江上布アーカイブ数千点を展示するような展示会をいつかしたいですね。近江上布プリント柄のストールが100種類くらいできあがる5年後くらいですと単なる展示だけでなく販売も伴うので企画として動いていただける気もします。布マニアのみなさんに、力強い布の世界が日本にあったことを見ていただきたいですね。

今回のテキスタイルマルシェで、ストールにのせた20点ほどをご覧いただくだけでも、懐かしく観ていただけるお客様も多いのです。ミラノウニカにも近江上布のハギレをデザインとして持ち込みます。林与の近江上布プリント柄リネンストールですが、7月1日から、阪急うめだ本店1Fギフトコーナー「FUBAKO」にて期間限定でお取り扱いいただけるようになりました。実物を確認されたい方は、7月からですが、ぜひ、阪急うめだ本店1Fの「FUBAKO」に脚をお運び下さいませ。