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リネンや麻を織る日々をつづっています。
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リネン日記
ミルツルご夫妻
2014年07月05日
今日は、午前中奈良からミルツルさんが起こしで、ご主人がフォトグラファーとして立会ってもらって、ミルツルさんもデザインと縫製のお仕事ながらも、商売として成り立たせていくには、PRしていくセンスもお持ちなので成り立っているのだろうと思う。

絵を描かれるセンスも抜群で、クリエイティビティが布の世界と自由に結びついているところがほかの人以上の空間作りに役立っているのだろうと思うが、一発勝負でやっているようにみせることを成り立たせるには、裏では緻密な苦労をされているのが伝わってきます。

おかげさまで、麻というのは今はブームなので、夏場で通常なら閑散期ながら、いろいろなところが声をかけて下さいます。今の予定もかなりつまり始めていてあまり急いでの対応は難しいのですが最近も地元の業者さんがタオル関連で打診下さり、形にしてみようということで動く話になりました。

別件でもタオル関連のお話あってそちらは記念品目的ということで枚数も多いので本格的に下準備が必要である話で、少しでも早く具体的な形に近づけていくことがあろうかと思っております。自分の良いと思う形とお客様の良いと思う形が異なることも多いので、お客様の意向を汲みながら技術的なことも含めて対応が必要になってきます。

機屋で、生地の提供だけだと簡単なのでしょうが、最終的にデザインを載せてタオルとして作り上げるところまでをとなると、使い勝手とか思われているタオルのイメージに近づけるとか、普通のものでよいのか特別なものなのかというところも含めていろんな選択があり、一つ一つ判断していくところに時間をとってしまうものです。