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リネンや麻を織る日々をつづっています。
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リネン日記
自営
2014年08月14日
今日は仕事の合間に、近くのショッピングモールの休憩場所で、同級生に出会った。お盆で兄弟の皆さんも一緒で懐かしいなあという出会い。そのお家も産業分野は違うものの会社を経営されていて経営という部分で考えること多いのは同じ。

林与の仕事にしても、他の織物の会社が面倒がってできないことや失敗するリスクの高いことをやったり、一回一回が冒険のようなところ。私自身は、自分がやると決めたことは誰に相談することもなく実行できるというのが一番の強み。

自分の会社の長所、短所を考えたときに、他の会社と違うところが良いも悪いも結局は長所。それを短所とするか長所と思うかだけのこと。たとえば、海外からリネン生地なんていくらでも安く買えるのに、敢えて自分自身でそれなりにものづくりの苦労を味わいながら作り続けることが他にない一番の長所だろうと思う。

今は小学生の子供のほうが大人よりも能力高く日々競争に晒されて大変なんじゃないかと思える。たとえば、小学生がミシン初めてでも1時間の間にカバンも作れるようになる必要があるが、大人がそれできるのかというとミシン一ついつまでもできないままとか。地場産業が衰退する要素の一つがこのたとえ話、素人の人でも手で織って縫って最終の製品を作ろうとする人がいるのに、仕事としてやっている人の中にそういう人がいるのか?そんなのを考えるときに、織機なんかでも当たり前に自分で直すくらいできないと仕事しているとはいえないぞと、自分にハッパ掛けながら取り組む。