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リネンや麻を織る日々をつづっています。
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リネン日記
船便
2014年11月01日
船便で糸が大阪に届いたが、休みに入ってしまって、乙仲が決定しているのかいないのかすら確認が取れず、たぶん、乙仲は自分で用意する必要があるのだろうと思い。休み明けを待つことにする。

飛行機で糸が届くとそれほど難しくないけど船便で届くと荷物のリリースが複雑。DHLやFEDEXなどの空輸が運賃が高いように思うけれども、船便で掛かる諸経費を考えると国際宅配便のほうが安いことも、船で混載便にするよりも安く済むことも多いだろう。

船便のからくりは船の運賃は無料に近く設定してあり、その分、不透明な請求やいい値的な選択肢のない状態がいろいろと含まれること。船便などの場合は、日本からコントロールできるような方法をとったほうが安く上がるというのは日本の業者さんからも説明を受けて聞いてはいたが、今回は、荷物の出荷が私の確認無しに先になされてしまって言われるがままな形でよくない。

フォームAも、紡績工場の説明だと荷物についているという説明だったが、今日、フォームAが届いた。金曜日のタイミングで乙仲を決めてしまって、乙仲がフォームAが荷物についている説明をして、実際、ついていないで通関すると特恵を受けることができないことになっていただろう。リネン糸の場合は、関税は8%だから、それだけでも数百万円の糸を輸入するときに失敗すると、数十万円は消えてしまう。

実際に通関する人も何に特恵が働くかなどは経験がなければ、通常の通関で関税を払うのが当たり前のように乙仲の人でもやってしまうことが多い。運送会社が2つも3つも間に入っていることもあるので、紡績工場にその辺りを運送会社にうまく伝えて通関してほしいと頼んでもうまくいくことはなかった。失敗することが前提というくらいに思っていないとうまく行くためしはなく、余分な費用を被るのは受け取る側だったりする。

まあ、休み明けも5日6日は東京国際フォーラムでの展示会。4日に乙仲に依頼して、港の倉庫に荷物を預かってもらう形で展示会明けに荷物を受け取ろう。