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リネンや麻を織る日々をつづっています。
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リネン日記
携帯電話
2015年04月22日
最近、携帯電話、コピー機、LED蛍光灯、ゴルフ会員権などの代理店からよく電話が掛かってくる。毎回断るが、競争が激化しているのだろうが、その軽さというのが気になるほど。電話で相手が応対するのが当たり前とおもっていたり、相手が自分のために時間をつくるのが当たり前と思っていたり。そして出てくるのは自分の一方的な契約書のパターンだろう。

コピー機も飽和している感があって、メーカーが販売するのではなく、代理店が販売している。あの商法が結局失敗して、メーカーも危機に瀕しているのではないだろうかと思える。結局、そういう商法に依存しての販売では中身が劣る結果になってしまう。

国道8号線沿いの和食とラーメンのお店が閉じられたようだ。ときどき、使っていて悪くないと思うのだが、中に3人働いている人がおられて、みているだけで10人お客さんがいてもなかなか厳しいだろうと思っていた。そこがやめられたのは非常に残念に思える。残るのは全国展開のファストフード的なチェーン店ばかり。お店の中が見えないお店というのは入りづらいのだろうと思える。前に駐車場がなく、後ろに駐車場があったのも駄目な要因のひとつだったろう。駐車場は、横でもよくなく、お店の前にあるのが一番なのだ。

その周辺は続いて8件が廃業とか空き地とかで、商売のデッドスポットになっていて、シャッター通りの商店街と同じイメージで、そこの場所自体に商売を構えるのがマイナスのイメージ。たぶん、国道沿いということで固定資産税が高く、賃料が高くなり商売がなりたたない場所なのだろう。固定資産税をゼロにするくらいで活性化しないと広がっていくだろう。商店街なんかでも集客要素はマイナスになりつつあっても固定資産税は高止まりして時間が経つごとにお店を保てなくなっているのだろう。

助成金などでも商売を活性化しようというような計画があるけども、活性化というのはなかなか難しい話で、小さくても商売を存続できるような政策が必要だろうと思える。政治、宗教は非課税、農業も固定資産税が押えられているから存続できる。土地なんて持っていても結局は固定資産税を払うということは国のものだというのと同じ意味。固定資産税を払った分、地価が上がっていくなら成り立つだろうが、基本マイナスというのは厳しいだろう。

携帯電話のセールスとかコピー機のセールスとか、押し売りじみた商売だけが成り立つというのもわびしい話に思う。それも、構えない商売が増えすぎている影響だろうと思ったりもする。