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リネンや麻を織る日々をつづっています。
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リネン日記
倉庫の屋根
2015年06月03日
今日は、倉庫の屋根の修理。瓦店で経験のある散髪屋さんが屋根に上ってくださった。最初は自分で修理しようとしたのだが、問題の側と言うのは、落ちると5mほどの高さなので、上手な人に頼んだほうがよいだろうと思っていつつも、頼める人が見つからずだったが、たまたま散髪屋さんとの会話で瓦屋さんで働いていたと言う話を聞いて頼んだら快く受けてもらったのだ。

一昨日に下見してもらって、雨が明日から降りそうだということで、心配して今日来てくださり、私は下から眺めるだけだが、かなり急な勾配のある屋根の上を命綱もなしに当たり前に歩いておられるのはさすが経験者。色瓦はよくすべると言いながら、まず落ちることはない、と割れた瓦の交換とコーキングでの修理と問題のありそうな瓦のチェック、瓦の隙間が出来ているところの修理を、簡単そうにやってくださった。

問題のあった箇所の反対側の屋根のほうは良く手入れが昔されていたようで、やはり、安全な側だったから、昔は従業員さんが屋根に上って瓦の交換をしてくれてたのをなんとなく子供のころに見た覚えがある。瓦がなんで割れるのだろうと疑問に思い聞くと、熱のためではなく、昔の屋根というのは瓦の下が不安定で、瓦がずれた隙間などに突風が吹きつけたりすると持ち上がって叩きつけられて割れるという感じのようだ。

屋根になんで小さな瓦をしくのだろうと考えると、たぶん、壊れると言うことを想定して、補修もしやすいように瓦なのだろう。屋根に重いものを置くというのはあまりよくないことだと思うのだが、風で飛ばないように瓦は重さが必要なのだろう。と考えてみたりした。