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リネンや麻を織る日々をつづっています。
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リネン日記
蜂の巣
2015年07月20日
林与の会社の牛の銅像の窪みにスズメ蜂の巣。5匹ほどの蜂が小さな巣を作る。追い払うことは可能だが、生物が消えていく今日、蜂だけに誰かを刺したりしないか心配もあるが見守ることに。

以前、道の駅のお店の軒下に箱と新聞紙、上を見上げるとツバメの巣。ツバメの巣にしてもヘビの標的になることもあったりで注意は必要だが、できる限りの努力をされているように思え、不便よりも感性には道の駅らしい暖かさを感じる。

ツバメの巣を守らなくなる農家というのは、また、意味合いが変わってくるだろう。高速道路のサービスエリアのようなスタイリッシュな建物にツバメの巣は似合わないが、そういう要素を残しておける寛容さというものをもつ人々の存在という意味で、応援したい気持ちになるものだ。

道の駅のような場所は、農家にとっては一番の可能性だろう。自然のものづくりを追求すれば規格外のものはたくさん生まれてくるだろう。それを普通に受け入れる場があるのとないのとでは大きく違う。消費者は寛容で、流通は寛容でないことが多い、考え方の違い、道の駅のような場所が一つのチャンネルとして存在してチョイスが増えるのもいいことだろうと思う。

また、道の駅なんかが計画仕入れしたら面白くないだろう、地元で取れてあぶれたものを並べるでよいと思うのだ。値段なんかも自由で、商売というものの基本に戻れる。