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リネンや麻を織る日々をつづっています。
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リネン日記
10月
2015年10月01日
今年の夏は、世界的には観測史上一番暑い夏だったらしい。日本もまあまあ暑かった。あれほど叫ばれた節電にしても、今年は節電の声を聞かない。原発がほとんど停止していても、円安で原油が安くなれば利益が出るので電力会社も使ってくださいということだろう。普通の商売なら損が出てもそれは仕方のないことと被って、一時を乗り切るがそういうのがなく、常に儲かるのが当たり前というのが、電力会社が民間でありながらも実質国営というあたりではないのだろうか。

原発が世界的にエコに摩り替えられたのは笑うしかないが、福井原発にしても東シナ海からくらげが大量に押し寄せてきている問題なんかも、原発が熱量の面でも地球温暖化に相当貢献して、一番危惧されている北極の氷を溶かす要因となってるんじゃあないのかと思えたりする。なぜ滋賀県で原発をしないのかということを友人に聞いたことがあるがその人の工業高校の先生が琵琶湖で原発を稼動したら琵琶湖が干上がるような話も聞いたことがある。本当なのかどうかは分からないが…。

本来、1万年前というのは、日本列島のほとんどが氷で覆われていた。6000万年くらい前から南のほうの雪が一部溶け出して人が大陸から移り住むようになった。これが縄文人だといわれている。そのあと、徐福伝説が正しければ、徐福一行3500人が弥生文化をもたらした。狩猟生活から農耕生活へと移行したことで豊かさを求めることができるようになったものの、豊かさの裏には大量消費が付きまとう。あまりに違う二つの宗教、山の神様というのは縄文時代からの宗教で、神社は弥生時代を思わせる。