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リネンや麻を織る日々をつづっています。
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リネン日記
悪夢
2016年02月03日
悪夢というものはあもので、50本から100本くらい縦糸が切れたので、そのまま後で直そうと思っていた織機が、電源をいれておいたら、ハンドルは入らずに、勝手にクラッチが入る状態で、動き出して縦糸が全部切れてしまうという、前代未聞の悲劇!

原因は何かというと、Vベルトが弱ってきて力がなくなっていたので、張らせる状態にしておいたのが、回転しているうちに熱をもってか、縮んだのだろうか、クラッチの片側に押しつく形で、モーターの動力が織機に伝わる状態を生み出したようだ。

足もボロボロだが、織機の縦糸もボロボロになって、これは復旧不可能な状態。イタリアから帰ってのやり直しで話を進めてもらっているけども、こういうことが起こるのが現場というもの。工場の中で動いているはずのない織機が動いていたので原因がわかるまでは悪魔の仕業かと思うほど。悪魔にしても、どうせ織機を動かすなら上手に動かしてほしいものだと思った。