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リネン日記
自動運転はコンピュータプログラムそのもの
2016年07月03日
英知の詰まったものといえば、普段使っているパソコンなんかがあるだろうが、自動運転の限界もパソコンの限界と同じ程度であろう。業界の利益に傾倒しすぎて消費者の心理行動なんてものも理解しないと、自動車事故は増えるだろう。

現在の自動運転自動車というのは、信頼性が低すぎて、しかも、人との衝突も1秒程度前にアラームがなっている。まさに大事故につながりそうな状態。メーカーも注意書きを書けば責任が逃れられる程度に考えていると、自動運転の導入は、自動運転自動車が開発されたがゆえに起こる事故が増えるだろう。オートマ自動車も便利だが、アクセルとブレーキを踏み間違えるとかの問題や、ハウリングして勝手に自動車が動き出しての問題など、便利な裏には事故を誘発する問題も存在する。

合法としてしまえばそれで終わりなのだろうが、飛行機ですらも、飛行に影響があるからと携帯電話など無線機器を使わないようにしているのに、普通の自動車レベルでそれを上回るような、電波障害が起こらないとは限らない。パイロットでも飛行不能に及ぶような不可避な状況を、一般の普通の運転者が遭遇する確立はもっと高いだろう。

日本メーカーが利害対立問題が絡むアメリカで自動運転自動車で死亡事故を起こしたら全車リコールとか、調査するアメリカの組織の判断次第なのである。自動運転だけですむのかという問題もあるだろう、リモート運転というモードに進化する可能性もある。コンピュータウィルスじゃないけど、誰かに勝手に乗っ取られて事故みたいなことも悪用すれば可能になったり、コンピュータで起こる犯罪と同じことが起こりうるのだ。将来は、タクシー会社が無人タクシーみたいなものすらも検討しているというが、なんか兵器開発と同じような路線で開発ありきで、儲け話が先行してしまって冷静な目が足りなくないのか。

自動運転自動車も、事故が起こるとは想定しておらず原発と同じ。人間が注意していても事故が起きるのに、人間が注意しなくなってしまえば事故はもっと起きて当たり前と思える。今の信頼性の高いといわれる自動車でも機械的ではなく電気的になり意味不明なバグ連発。家電製品でも注意しないといけないのがコンデンサーの問題で、1年ほどでコンデンサーが劣化し始める。法律を変えるくらいに政治力のあるメーカーなら、人命くらいの問題は度外視で利益重視で推し進めることができるだろう。

メーカーの日差しが強かって本人が運転していても同じく事故は起きたとか責任逃れすぎる態度にも驚く。横からの衝突を想定してのブレーキは働かないとか。開発している人たちの感覚にも問題がすでにある。トレーラーの色がとか理由にもならんけど。開発する人の部分に限界を感じる。日本メーカーにしても自動車産業の巨大企業になれば、たれがどうプログラムしてどういう問題があるのかとか担当者でもわからんことが多いだろう。