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リネンや麻を織る日々をつづっています。
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リネン日記
師走
2017年12月01日
12月に入って、それなりに冷え込んでいるけど。昨年はあれほど雪が降ったので、今年は雪があまり降らないと予測。クリスマスの日あたりに1回、年明けに1回、2月頭に1回の3回雪が降るが昨年以外の通常の流れ。

雪の降らなくなった原因は地球温暖化だけじゃなく、水の循環がなくなって砂漠化したからだろうとおもう。実際に木も水が立っているような状態なのだが、この何十年かで、平地の雑木などは一掃されてしまって、田舎でもうっそうとした森や林は消えてしまっている。田舎ですら雑草も生えることもできなくなって、虫をはじめとする小動物にとっても居場所がない。

小動物を食べる鳥などの動物も消え果た感がある。先日だが、宇曽川ダムの上流の田んぼを30分ほど散策したが、田んぼは柵に囲まれて、野生動物への分け前はない。野生の大型の動物が生きてゆくには厳しい環境だろう。人が心地よい環境と動物が生存できる環境とは相反する部分があろう。

人の求める理想郷は砂漠の上に人口で作られたオアシスなのだろう。作り上げられたオアシスに住むと、体調の管理も必要がないので、耐性が落ちてゆくもの。私も、以前、世界一よいだろう工場の中で働いたことがあるけど、外は暑くても寒くても、工場の中にはいると湿度も温度も完璧で、働きやすいものの、そういうのが当たり前になって、体が寒さや暑さに耐えられなくなってほかの会社で働くことは難しくなるだろう。

自分自身の体が環境に適応する能力というものを失うといろんな衝突が起こる。別のプログラミングの会社にいたときは、夏なのに18度もないほどに冷えている。風邪をひくくらいに寒いのだ。でも、それに慣れてしまっている人にとってはまだ暑いなあだろう。一般的に男性は暑がりで女性は寒がりみたいなのも、男女が集まると室温調整一つで意見がばらばらという光景もよくある。料理の味もそう。結局、だれが我慢するかなんだろうということ。

多くの人が集まって一つのことをするのはその一つの実際の仕事がというよりも、仕事以外の部分が難しいことが多いので、日本の国でのものづくりが難しくなった部分が大きい。他国のほうがものごとが簡単に進む。