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リネンや麻を織る日々をつづっています。
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リネン日記
インターテキスタイル初日
2010年03月30日
今日は展示会初日で9時にオープンなのですが、入り口での3重くらいの荷物検査などのチェックが行われ入国検査以上に徹底したビジターの管理で、実際に4号館ともなると最初のお客さんが来るのは10時半過ぎとかでした。それまでは、出展企業のセールスマンが林与にもリネンやコットン関連のセールスに来られました。

5号館入り口付近には、厳重な警備の来春夏のメインの国際トレンドゾーンというのがあって主にヨーロッパの素材を中心としたたぶん300から400点ほどの生地が展示されていました。林与がフランスの展示会のエージェントに送った20点ほど生地のうち10数点以上がセレクトいただき展示されていて、ここにもある、これもあるという感じで、世界の権威あるトレンドメーカーの方にたくさんピックアップしてもらってて驚いています。ありがたいことですね。

林与の生地に興味を示してくださったお客さんで、実際にお話が進みそうなのは、麻のものを求めてヨーロッパから輸入されてるような業者さんになるかと思います。でも、中国の北京で麻のみを扱われている方が、リネンよりも、日本の本麻手もみに興味を示されたのは驚きでした。中国に本当に目の肥えた方がおられたのが驚きです。上海では、本麻に興味を示される方というのはおられませんでした。

日本のセクションには、日本でも有名な大手の生地商社さんのブースが数社ありました。中国で製造を主にされ中国製キバタや中国製生地を主体に扱っておられるため、値段が手ごろということで中国服飾メーカーに大人気で、日本ブースのセクションは現地中国のメーカー関係者の注目を浴び非常に熱い感じでした。

北京で一日北京の方と接しただけで、上海とは違う雰囲気を感じました。本当にステレオタイプな国民性が残っているかと思います。上海がかなり国際化を目指して、日本の東京以上に旅行者に対しても快適な空間を作り出しているので逆に日本人としては焦りを感じていたのですが、首都北京のまだまだ昔の中国っぽいイメージも体験することができました。中国の方に同行してもらっていてもタクシーに乗るのが上海以上に難しかったりするので、中国も地域によって違うものだなあと思いました。