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リネンや麻を織る日々をつづっています。
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リネン日記
衣替え
2018年05月26日
今までスウェットの上下だったのを、Tシャツと短パンに衣替え、暑苦しいのから開放されて仕事を軽快に出来そうなのだが敵は蚊。子供の頃から比べるとめっきり減ってしまった蚊だが、それは集落の中を流れる農業用水の中に防虫剤が投入されているからだろうか。それでも蚊は襲ってくる。この蚊がいなくなったときが自然破壊が完了したときだろうと思う。夜、隣を流れるアンコ川を見ると、蛍が飛んでいる。

スズメがいなくなり、トンボがいなくなり、でも、最近、キツネやタヌキが出没。子供のころも見なかったキツネやタヌキを道路で見かけるのは、食べ物を取り隠れることのできる森がなくなり、食べ物のある人家に住み着くようになったからか。自然破壊の危険信号。

何が自然破壊なのかを定義するときに、人それぞれであったりする私は原子力発電というのは明らかに自然破壊の一つだと思うが、それが地球温暖化防止ということで自然破壊を防ぐとする人も居る。ハワイで観測史上もっともCO2濃度が上昇していることが地球の温暖化問題と結び付けられていたけど、ハワイでの火山爆発。特殊なデータで警笛を鳴らしてしまっていたのではなかろうかと思える部分もある。

心配するのが、エルニーニョはまだしも、ラニーニャ。これは、太陽の日照時間に応じて気温が決まるという基本原理を離れて、緯度方向で温寒の帯ができるという現象。北海道で30度とか、沖縄よりも近畿が暑いとか。40年ぶりの大雪とかも。一つ思うのは地球全体も日本も砂漠化は著しいということ。子供のころと比べて雨の日が少なくなったことが気になる。夏には夕方に夕立が降ったのが昔で、今はそれもない。ダムなどが出来て、水のめぐりが悪くなっているのだろう。夏でも水のない川が一番の高温になってしまっている。田舎でも日の当たらない日陰が少なすぎるのである。本来なら動植物も死に絶える環境がデフォになっていたりする。