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リネンや麻を織る日々をつづっています。
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リネン日記
お久しぶりに
2018年08月17日
何年ぶりかに地元の繊維関連の社長さんにお会いした。10年ほど前は、頻繁にお仕事をお願いしていたのだが、海外にありがちなもろもろの事情で流れが変わり、好評であったのだが生産が縮小することになったため、もう5年ほどお会いできていなかったと思う。

他の方のお話ではここ数年お忙しくされていたようで、手間のかかる仕事を地道にされてきたことが、他でどこもできなくなったことを吸収して始められたりとか、仕事を模索してこられたことが結果として、仕事がなく困っておられる会社がおおいなか、忙しい状況を作り上げられて来たのだろうと思える。

仕事があるといっても地道な仕事なので、冬の生産期にたくさん注文が入ればお正月も抜きになってしまうだろうし、普通とは違うから仕事があるのだろうと思う。仕事の基本姿勢が常にあられるのは、働くから仕事があるを実践されているからだろう。

一方で、別の織物会社さんが廃業された話。色々と特色を持ったものをされていて、織機は出され織りはやめられていたが、外注でいろんなことをされていた会社さん。外注を使って織物を作られていた。ブランドの別注の生地などを受けて作られていたが、社長もお年になられたこともあり良いタイミングで終わりを迎えられた形だろう。産地から特色のあるもの作りが消えて行くのは寂しいことである。