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リネンや麻を織る日々をつづっています。
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リネン日記
隣組
2018年08月26日
今日は年に2回の隣組の寄り。午後3時に集まって事務的な案件と午後6時からの食事会。世帯主6人が集まる。

興味深い話は、今、手広く仕事をやられているガス、ガソリン関係の方は、肥料を売っていたのが売れなくなって、運送業に進出してうまく行かず、ツテで、ガスの卸販売をはじめて事業を広げられた。なかなか田舎で経営が難しい流れの中で、事業を拡大されているのは、いろんなチャンスを探しておられ地道な部分を持っておられるからだろう。一方で大きくなると難しくなることも多い。誰もできないくらいのことをやらないと誰でもできてしまうのでという話もうなずける部分だったりする。

今日は、耳の部分がうまく織れなくなってしまったシャトル織機を、根本的に問題解決。調子よく織れていたものが織れなくなるにはそれなりに理由があるのだが、正しい状態に戻さないといけない。糸の通し方などいつのまにか変わってしまったものを元に戻す作業。もう一台も、耳の端のほうが浮き織りになる。この問題は、開口のタイミングの問題か、シャトルを叩くタイミングの問題だろうと考えていたが、違和感があった原因が分かって、一つねじが外れてしまっていて、それがシャトルを叩くステッキを叩くのを邪魔して、シャトルにスピードが付かず、端のほうが閉じた状態でシャトルが走るから浮き織りになってたこと。

その違和感を感じたのは、織機が動くときの音。数日前、音の変化に気がついて、正しくない音が聞こえてくる。その原因が分からなかったが、ねじが外れてステッキを叩く音が変わったということが今日分かった。織機を扱う上では音というのは非常に大事で、織機がしんどがっているとか、織機の調子が良い悪いは織機が動くときの音で判断することが多い。