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リネンや麻を織る日々をつづっています。
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リネン日記
ヤマナシハタオリフェスティバル2日目
2018年10月07日
昨日は12時過ぎに富士山駅近くのゲストハウスに滞在。12時過ぎにチェックインで、一番最後のお客。階段を上がって行くと宮浦さんのところの新しいスタッフの女性もここのゲストハウスにお泊りで、覚えていてくださってこんばんわとなる。新しいゲストハウスで快適そのもの朝8時くらいまで滞在して朝食はどこもやっていないので車でロイヤルホスト。10時に会場に戻ると昨日だけの出展の方のスペースが今日は使われないので使うことができ、生地を横方向に拡張して見てもらいやすく配置する。

お昼に櫻井にうどんを食べに行くも、定休日。おかみさんのうどんという臨時に本屋さんが吉田のおばちゃんを集めてイベント的にやっているうどん屋さんで食べた。こちらは出汁も甘みも効いていて、食べやすい、子供のお客さんも食べていた。一杯食べた後、まだいけそうなので、2杯目に突入。富士吉田に来て、富士吉田の家庭のうどんの味を楽しめたかと思う。美味しかった。私がうどんを食べて、宮下さんの展示会を見て会場にもどると、スタッフの女の子は、NINOWでお世話になっているテリハエルの児島さんと神社散策に行っていた様で屋台も出ていて雰囲気が良かったそうだ。その後もう一度、終わりがけにコーヒーを飲みに行くと女の子二人で神社に出かけていった。

お天気に恵まれた2日間ということもあって相当の盛り上がりで、既存の設備や空スペースを利用して、地元企業の展示会場にしたり、テキスタイル以外にも食と文化の発信という要素があって、富士吉田の魅力を満喫できた2日間。東京造形大学や多摩美の学生さんなどもたくさんお越しになられていて織物の産地を楽しんでおられたと思う。前田源さん、槙田商店さん、宮下織物さん、テンジンさんなどと時間を過ごせる機会もあって、与謝野からも開く織物の一行がお越しで出会うこともできた。女性スタッフのほうが主役で、私は今回荷物運び役なのでと思っていたけどいろんな方とお話もできて楽しいイベントでした。

富士吉田というのは東京から1時間。東京での織物の生産が難しくなる流れの中で、富士吉田に移られて作家活動を始められる方も多いのではと感じたのが、お出会いのあった滋賀県大津在住の炭酸デザインさん。東京造形大学で勉強されたのち富士吉田で修行をされて奥様の実家のあるなん滋賀県の大津で今は作家活動。滋賀県は、デザインと女性の活躍を目指しているので、滋賀県での作家活動も悪くはないのではないかと思えるが、いきなり滋賀県よりも富士吉田のような場所で販路に関してもいろんな新しいアプローチを身に着けて独立のほうが、販路を滋賀県で見つけることはなかなか難しいだけに思う。

ヤマナシハタオリフェスティバルが、楽しそうなデザインロゴに溢れているのは、東京造形大学の鈴木先生という方が、パンフやPRに使われている絵をデザインされている部分があるそうだ。林与自身、ユーモアとか好きなので、ユーモラスなデザインというのは素敵であるなあと思う。林与のリネンちゃん、ラミちゃん、ヘンプくんもいつか復帰するときが来るのだろうか。