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リネンや麻を織る日々をつづっています。
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リネン日記
理想と現実
2019年04月02日
仕事柄、いろんなブランドを立ち上げて立っておられる方々との出会いが多い。ほとんどの場合、普通じゃない努力や覚悟でたっておられるから成り立っているだけのことで、外から見ると理想的な部分しか見えず、憧れる世界が存在している。

でもそれを支えるがわになろうとすると現実の仕事の負荷に追われることになる。理想と現実のギャップ。企画力よりも行動力の方が大事だなあと思うことが多い。プロジェクトを10立ち上げるは簡単だけどそれを形にするには、一つ一つ難しく、一つも形にならないも普通のことだろう。

普通の感覚を持って普通の行動力で普通に終る。やっても成功というか成り立つ確率すら低い考え方の一つだろうと思う。自分自身が覚悟決めて物事をやって経験を積んでいくか、また、動かないといけない環境の中で経験を積むかしないと、普通の経験で時間を過ごしたり、普通を求めて過ごしたりしていると、外からの目にしても普通にしか見えない存在に終る。

ブランドを立ち上げておられる方と言うのは、スポンサーが付いているとかでない限り、相当な覚悟で動いておられ、普通を越えた感覚で動かれている方がほとんど。自給自足的な感覚が当たり前で、他の人に自分の幸せを求めない立場だからだろう。ブランドを立ち上げられて成功に終らず、副業をしながら自分の目標に向かっておられる方も多い。今成り立っている物事でも、何年もうまく行くとは限らないし、華やかにしておられる背景も華やかだと早く終りやすく、幸せに見える裏に苦労があってそれを乗り越えておられると、他の人が真似できないものだとそれが本質的なブランドだろう。