2019年09月25日
なかなか生まれなかった赤いミナミヌマエビの卵が孵化して、体長1mmから2mmくらいの細長い見えないくらいの稚エビが昨日辺りからうろうろ。普通の稚エビと比べると、色が薄いだけでまだ赤くはない。抱卵した母エビが赤いのでもし父エビが普通のエビでも少しは赤くなるだろうと思う。赤い母エビ以外は大人のエビはその水槽には入っていないので、赤いミナミヌマエビの稚エビだろうと確信はしているが、大きくなるにつれ赤くなってくれるかどうかは育ってみないとわからない。
赤い色になるのは食べ物説もあったりして、緑の藻を食べていると緑っぽいか黄色いエビになりそう。赤い餌を食べさせると色揚げという現象が起こって赤くなりやすいそうだが、染料で染めとか色素を沈殿させるみたいでそれはあんまりやりたくない。私にとっては仕事に追われていることが多いので動物の面倒をみるということも3日坊主になりそうな気がしていたが、餌やりは数秒のことだしエビの成長を眺めていると時間を忘れる。犬や猫のように愛想があるわけでもないし、餌を欲しがるようなしぐさもないけど、餌をあげると餌に向かって動いて、ツマツマして食べている。
3つあるうちの一番大きくてたくさん入っている水槽には、めだかも魚も入っているが、めだかや魚は動きが速すぎて愛嬌がないように思える。流れのある水路で捕まえてきたメダカと魚なので、野生の本能で元気でよいのだが観賞用には向かない。ようやく、赤いミナミヌマエビの赤ちゃんが生まれたので、普通のミナミヌマエビのようにたくさんに増えてくれることを夢見ている。
ミナミヌマエビだと思ってはいるけども、あまり大きくはならないのでビーシュリンプという種類が混じっている可能性も高い。でも、まあ、自分の水槽で生まれたミナミヌマエビだからそこに価値があるので、一般的な価値観とかは大事じゃない。なぜ、赤いミナミヌマエビが良いのかというと、普通のミナミヌマエビは透明だったり黒っぽかったり、茶色っぽかったりするのでなかなか見つけにくく見えずらい。黒いソイルにしてようやくうまく繁殖をするようになったので、黒いソイルに合うように赤いミナミヌマエビということなのである。
生まれた稚エビは、案外どんな環境でも小さなころから慣れさせてしまえばうまく育つ。その辺りは人間と一緒だろうと思う。ブロイラーのような完璧な環境で育ててしまうと、少しの環境の変化に耐えられず死んでしまう。水槽は外に置いてある。ヒーターはあんまりうまく使いこなせず逆に次々と死んでしまう原因になるのではと思って使っていない。冬には水が氷るのを防ぐためにヒーターを使う必要も出てくるだろう。なかなか、最初は普通のミナミヌマエビを繁殖させることができなかったけど、ようやく赤いミナミヌマエビの繁殖にも成功しそうで、しょうもないことかもしれないが、自分ができたらよいのにと思うことが叶ってうれしいのである。