for English speakers: Welcome to HayashiyoWelcome to Hayashiyo
リネンや麻を織る日々をつづっています。
ホームリネン日記ブラジルコース?
リネン日記
ブラジルコース?
2020年05月27日
なんと政府がGOTOキャンペーンで国内旅行を推奨するようだ。営業自粛を自粛できないパチンコ屋さん以上に、コロナを考えず自分の都合で蔓延させてしまうばかりと思う。まだ、状況が新型コロナのどうなるか分からないのに、どうして新型コロナが蔓延するほうに持っていくんだろうか。これってオリンピックのスポンサー割当抽選チケット枠と同じで、配ってしまったら後戻りができないような問題を持っている。STAYHOMEから一気にGOTOキャンペーンという大馬鹿が国民にSTAYHOMEしてください、なんて言ってたのか?みんなが感染を広げないために我慢して自粛していたのはなんだったの?

営業まで自粛してたのに、ブラジル以上の大ハッスルで、STAYHOMEの正反対のまき散らし政策、どこまで能天気なんだろう。国民の判断に任せて適切な状況判断ができるようにしていないとオリンピック延期問題の二の舞で、予約が入ったホテルがまた緊急事態宣言がでればまたキャンセルの嵐の大パニックに陥る。一人の感染者から緊急事態宣言に至ったのはたった数か月のこと。本気でコロナ対策しておかないと、だが、ソーシャルデイスタンスとりながらの旅行なんて可能な話なのか?

リモートワーク率が低いとか人の移動を制限するとかつい一か月前まで国民に努力させながら、国民の協力をといってた人間たちがお祭りモードは駄目だよ。世界中の医療従事者たちの苦労をあざ笑うかのような行為でしかない。自分たちが働いて頑張るから皆さんも我慢して家にいてね、と心打つ。個のレベルでの発信、一方で日本政府はなにをやってるんだ、コロナの危険性すら理解していない連中ばかりで、後手後手。そしてまた自ら悪手を差して国民の税金を意に反してギャンブルに掛けて笑ってる連中ばかり。負けるまで掛けさせる。老後の資金の年金もそうで、公務員の入る共済年金は株式には投入されず、別枠で安全着実な運用。貧乏くじを国民に背負わせて自分たちは貧乏くじは引かないように法律で守る。

私自身も贅沢品的な麻織物の世界なので、世の中の景気の流れに左右される部分は多いが、それはそれで自分が置いている身だろうと思っている。でも、もっと地道な後染め専用の量産型の機屋さんとかが日本で成り立つのかというと量のまとまる多いものというのは糸値ほどに近い海外生機で代用されやすい。大手のSPAとかからは生地だけでなく海外でつくられた麻製品が日本国内で溢れるが、農林水産省のある農業関係とは違って、経済産業省が国内の織物業者を保護するというよりは繊維は輸入を促進して95%にもなっている。輸入症例の逆風政策も人々が自由に安いものを手に入れるそれが自然の流れと受け入れながら本場の高級麻織物に特化するというよりそのジャンルをつくる立場として野に咲く一凛の花みたいな状態で親方日の丸じゃなく自分の努力で立って、同じ志の業者の皆さんや、最終の消費者の皆さんに認められて立ってゆくべきだろうと考えている。お客さんが国産の商品を認めて買ってもらうべきであり、税金を使って国産お洋服券みたいなものを配るのには反対なのである。繊維は長い間、国の政策として輸入を推奨し逆風を吹かされ続け、一般の消費者の皆さんの国産を支える気持ちに支えられてきた、繊維業界の意地なのかもしれない。