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リネンや麻を織る日々をつづっています。
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リネン日記
中華料理店
2020年06月19日
毎日ほど夜出荷に行くときに、もう今は営業していない中華料理店の前を通る。日本語も上手じゃない中国か台湾の一家がやってられたお店だけども、コロナ流行の1年ほど前にお店を閉じられた。ある意味、正解ではあったんだろうけども、人の少ない田舎での商売というのは本当に難しいなあと思う。20代だろう娘さんは一人日本語が上手だったので留学生が卒業され家族を呼ばれ、日本で台湾料理のお店を開かれたんだろうと思う。なんの問題もないお店で一家で一生懸命に働かれていたけども成り立たないみたいな話。昔の日本の食堂みたいな感じで、親が働く中、子供がテレビをいつも見ていた。子供に取ったら日本語を自然と話せるようなチャンスを親が与えてくれてそれが将来役立つことになるだろう。

そういうお店が閉じてしまうことでまたその周囲は難しそうなイメージになる。喫茶店や飲食店の空店舗が何軒もある。飲食関係は、都市のオフィス街や商業地や歓楽街でないと難しいのかなあと思える。飲食業というのはお客さんのいる場所で営業するというのが王道なんだろうと思える。

繊維業界は、サービス業ではなく製造業なので、モノが主体であるから、海外からの繊維製品がたくさん入ってきて国内の繊維業界は衰退気味、でも、林与なんかが田舎で商売をまだやっていけているのは製造業だからだろう。

今日は、地元の織物工場さんの方が織機の部品の件で見えられた。奥さんと二人で動かしておられ、織機の数が少ないと人手が余計に必要になることが多いので林与よりも大変だろうなあと思う。林与にしても、奇跡的なことがいろいろとあって続いているようなところがあるから、一生懸命に働くところを最低ラインにしておかないと、奇跡も起こりにくいし、チャンスがあってもチャンスに向かう覚悟できなかったりするだろう。