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リネンや麻を織る日々をつづっています。
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リネン日記
人こそがブランド
2020年06月21日
人という要素を抜きにしてはブランドなんかも単なるラベルだろうと思うことが多い。私自身はライセンスブランドというものも、そのブランドを支える人が、ブランドをライセンスする人よりも本気ならまだ、ブランドは成り立つだろうけど、ブランドを消耗するだけのライセンスは商社に良くありがちだが、ラベル商売そのもの。

高級に見せて安価につくって化かすだけで、正規品を販売しているものが偽物ブランドと同じ考え方になってしまってはその正規ブランドそのものが消費者からすれば偽装。謳うことが偽ブランドに簡単に真似されてしまうとか、流通の経路が不透明とか、メーカーがメーカーでなくなり商社的になってしまったら、ブランドも終わり。

人こそがブランドで、個人名を称してブランドが成り立つ、林与も個人がどこまでやるかだけのこと、カネでライセンスするブランドというのは本家よりも受ける側がブランドを支えるような立場。ブランドは金で売り買いできるようなものでは本来ないのだけど、それがまかり通るのが、ラベルだけのブランド商法。本家が偽装される偽物と同質の考え方になってしまっては正規の手続きとか法律的にとかになったら、ブランドは終わり。人は人を信用して物を高く買って使っても満足できるという本質、その根本すらも逸してブランドがなりたつなら、消えゆく世界でよいのじゃないか、たとえばR社さん。人が人として、消費者を裏切るような行為を平気でやってしまうR社さん。

いくら有名でも褒められたものじゃない。林与の企画パクって上場のプリント会社がパクっても問題ないとか平気で言うから、間に入った問屋さんが可愛そうで免じただけ、再起なんて、被った下請けが気の毒で、企画をパクるが当たり前ならつぶれたほうが良いんじゃないか。