2020年08月06日
昨日は、加工から定番のソフト仕上げが上がってきたので、ネットの溜まっていた出荷などを行う。手伝ってくれているのは夕方まで普通に工場で働いていてくれた女の子、気の毒だなあと思うのは、林与の身内が仕事っ気がないので、私自身が一人いろいろ抱えているのを家のものでなく仕事始めて1年ちょっとの女の子が、素直に働いて仕事を前に進めてくれること。若い人というのは偉いなあと思う。繊維の世界では新興国が日本を軽く抜いてゆくのを林与の中に感じることも多い。
日本人でもう器用な人というのは少なくなったなあと思う。器用というのは結局、仕事経験の豊富さで、仕事経験が少なくなり、一回一回の仕事の深さもなく、経験者ですらもそれほど器用じゃないということも多い。新しいものを生み出していくという力のある人は経験者にほど少なかったりする。逆に、20代の人のほうが新しいものを生み出して行く力を持っていて、私が若い20代が、何十年の経験者を1日の仕事にしても、軽く抜いてゆくのが今の日本。そういうのに恐怖を感じないと、いけないんだろうと思う。そしてそれをつぶすでなく、経験者たちはそれ以上に高度なことを当たり前にやってこそ経験者。
長年の経験者が、仕事面倒がってるくらいなら、次の世代にも害だし、早めにやめたほうがよいだろうと思うことも多い。今、日本人が働くことが、世界からあまり期待されなくなってしまって、結局、日本人が仕事できなくなるほうに日本の政府も誘導で、自分で自分の首絞めて気が付いた時にはもう手遅れ。政治五流が独特の汚さで、経済一流を、食いつぶしてしまった感がある。経済一流というのは、結局、経営者がではなく、現場の人が高度なものをつくる力があったということでそれがちゃんと働いているものに帰ってきたということ。ところが今は現場で働くものは底辺で、国がそれを吸い取ってしまって、政治力のまったくのなさから、国民が働いて納めた税金を世界にばらまいて良い顔するだけの政治家。
全国5000万世帯のうち、1000万世帯が課税収入が年100万円以下の世帯。物価や、医療費を考えると、途上国よりも生活してゆくのは難しい国になってそれを見えないようにしているだけのこと。戦争のときに軍部の上のものは安全なところで偉そうにしていて、国民の命がタダ同然で犠牲になったが同じことだろう。公的な扶助という名目で吸い上げて正しく還元すらしていない、老後の資金を奪う詐欺と同じようなことを、法律作って国や行政がやっては詐欺師よりも悪質だろう。
行政は、エシカルなことを考えるよりも、自分たちの取るばかり考えているのをやめて、恵まれない人たちに分け与えることを考えないと。分け与える何倍も一部のものが取って、取った後の残りを多くに少しだけ分け与えるようなこといつまでもやっていては、途上国にありがちな役人天国構造のまま。そんな役人たちが愚民教育的に人々をどんどんと食べていけないほうに誘導、給料が上がっても実際の手取りは増えず、上がった分どころか、その2倍を社会保険で国が取るとかありえない話。厚生労働大臣のやってる仕事って労働者を幸せにもしないし、じゃぶじゃぶの医療費づけそんなもの。国を破綻させれば破綻させるほど濡れ手に粟な儲かる連中がいるから止まらない。医科大学の理事長の賄賂問題みても厚生労働省や医療行政の汚いイメージが汚いまま、税務署が脱税で動いているくらいなのに、文部科学省や厚生労働省が問題だとして動きもしない。この国の大臣や役人たちは本当に無能で汚くなりすぎたが、そのくらいで成り立っているのが今の日本。途上国にありがちな、行政による汚染拡大を止めないと。日本は食いつぶそうとするばかりのものたちが多くて、これから生まれてくる世代が法律に縛られ搾取される奴隷階級ではかわいそうすぎる。児童労働よりも醜い話が日本の行政では普通の感覚。