2020年08月10日
今日は京都の事務所に行って知り合いの伝手でにモデルを頼んでマスクの撮影。あまりデジカメを使っていなかったので本体は思っていたことろにあるのに充電池とその充電器が見当たらなく、本格的な一眼レフのは使うのやめて、予備でもっているスマフォで撮影することに。スマフォのほうがきれいに撮れることも多いのでスマフォを侮ってはいけないのである。
久しぶりに行った京都の事務所だったけども、作業場的によい感じの空間だった。事務所の周りの建物もいろいろと新しくなって、裏もきれいに整備されたりと、まだまだよくなっていく場所なんだなあと思う。昔は、3条通りを挟んでいろは旅館があったのだけどもう新しい建物に変わって。隣の建物の下もカフェになっていて、ちょっと気晴らしにうろうろするのにもよい場所だなあと改めて思う。
京都の事務所に分厚い無垢の木の板がテーブルの上にあったが、あれは林与のものではなく知り合いの人のものなのだが、木のインパクトがあってあの板がいいねと思った。大事のもののようで、ミカンを剥いた皮を直接置いたら注意された。超巨大なまな板みたいな板なので・・・
そのあと、知り合いの知り合いである関塚さんという草履作家さんが岩倉の山のほうでアトリエをされていてイベントをされている最終日だということで、突然だが伺った。何人かの作家の方との合同展の形で、信楽の方もおられたが信楽のイメージとは異なるモダンな創作。フランスの方も木のテーブルや椅子などを作って出されていた。
古着を専門で出されていた方もあり、その中にビンテージのリネンのスリーピースが目に留まった。リネンの25番手くらいのキナリでしっかりとした生地。この色味というのは、倉庫に残っているルブランの生成りのいろとそっくりで、同じリネンでも今のリネンとは全く異なる世界。このリネンはふっくらと柔らかいのではなくソリッドな硬さをもっている。よく一般に言われるビンテージのリネンについてだけども、多くのものが実際にはコットンで、ビンテージリネンでもリネンはらしいものが多かったりする。
世の中の流れで新しくつくった服よりも古着のほうが見直される時代になってきた。古着というのは今の服にない価値がつまっているようなものがあって、日本の着物のそうだけども、今つくろうとしてもつくれないものや何百万円の価値観がそこには詰まっていると思う。
サイダーを販売されていて、それが日本のサイダーだそうで、4種類あったけども、それぞれが別の会社のもの。一般にうられているサイダーというよりも、レモン水そのものみたいな味で、大人の味。小さな瓶の一本だけども飲みごたえがあった。