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リネンや麻を織る日々をつづっています。
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リネン日記
おかしな話で
2020年09月30日
エコの流れの中で、ノートパソコンも携帯電話も、電池すらも交換できない仕様となってしまう流れ。基本的な精神の部分で、業界そのものがなにをやってるんだか。

充電式バッテリーほどエコなものはないだろうし、そのバッテリーが悪くなったときに簡単に交換できることが大事なのに、そういうのを交換しにくくしてしまっては、エコとは逆の流れそのもの。

最新のノートパソコンや携帯電話が好きじゃないのもそのあたりで、完成度の高さから言うと交換できるバッテリーの仕様のディバイスのほうがメンテナンス性も上。消耗品であるバッテリーの交換が難しいなんてエコでもないし面倒なだけだと思うが、メーカーというか、キャリアにとってはそれが都合の良いことなんだろう。

バッテリーの劣化や問題というよりも、携帯の問題としてしまったほうが、修理をメーカーに任せてしまって楽チンということだろう。今の消費者への透明性が求められる世の中で、携帯電話ほど不透明な分かりにくい契約というのもないだろう。意図的に、宣伝で安く見せて、実際は高いとかがほとんど。虚偽で利益を生もうとする精神が1社だけでなく、どこもそんな感じ。説明する代理店や社員ですらも分からない契約内容、そんなものをお客にサインさせることで成り立つ携帯契約。

結局は、電波利権といわれるような本来は公共でみんなのものを独占して利益を上げるような感覚が、そういう契約の随所にも取るばかりの姿勢がうかがえる。成り立たないだろうなあと思えることでお客を集めて、集めて成り立たなくなったらまともに考えたら無理ですのでお客様もご理解くださいみたいな話でサービス停止で破綻するキャリアもある。これって、消費者が途中で契約内容をまったく無視して代金払わないのと同じレベルの話。キャリアそのものが悪意のある消費者みたいな状態。キャリア制度というのは、本当に怪しい制度なのである。

その諸悪の根源みたいなものが電波を管理する国の絡んだ利権構造にあったりもする。今のNTTをドコモが子会社化する話も、逆じゃないのか?なぜ、固定電話の維持費を携帯電話代に上乗せするようなユニバーサルサービスまでやった経緯があるのに、古い体質のほうに吸収をする。親方日の丸殿様商売の復活への活路だろうか。