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リネンや麻を織る日々をつづっています。
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リネン日記
自分でやることが大事
2021年01月05日
いろいろと新しい人に会社の中で仕事をしてもらうと、機械が壊れたりとかもあったりするので嫌がる会社も多い、そういうのが職人的な考え方だろうけども、正しいことを正しくやってるだけでは逆に限界も浅くて、失敗なんかも経験しないと本当に何が良いのか悪いのかも分からず、物事に精通することは難しいと思う。物事に精通すると物事をみる角度が違ってくるので、普通とは違う面白いこともやってみようと思えるだろう。それは思い付きでの面白いじゃなくって現実的に自分自身で実現できるような面白いこと。

一番大事な部分が人が、いろんなことをやろうとモーティベイトされて、実際にそれに向かって無心に動ける人でないと、日本の中での繊維の世界で食べていくのは、難しいだろうなあと思う。日本の大手も海外で安く作ったものを日本で売る商業的な商売になってしまっている。

利口な商売にみえても実際は仕事の肝の部分を海外に移行して、仕事の大事な部分を失って、企画にしてももう海外のほうが上になる。金儲けだけしかみえなくなるといつの間にか、簡単な仕事も国内ではできなくなってしまっている。昔はよくゆとり教育が批判されたけども、今はゆとり社会そのもので海外にどんどんと追い抜かれて、海外の人ができることが日本人ができなかったりも多くなってきた。

もう、日本人は器用でもなくなって、中国やインドの人のほうが器用な人も多い。コンピュータを使ったスタイリッシュなデザインはできても、手書きの漫画のような国際的位に評価される世界は最底辺の労働といわれ、今後は無くなっていく世界だと思う。

君の名はというアニメ映画があったけど、あの映画をみていてアニメーションとしては、今までのアニメーションからすると静止画を使うばかりで手抜きが多いなあとだ思えたが、それが日本でできる限界になりつつあるのだろう。一枚の大きな絵をかいてそれをカメラワークで動画のように見せて成り立たせるのが多すぎて、アニメーションが1秒に30枚のアニメが必要というあたりを節約しながらそれなりにうまくできた動画。

戦争の後の日本人の意識とは違った感覚で、似たような雰囲気をテクニックで作り出したようなアニメ映画。もう昔のように1秒のために何十枚の原画を描くことができなくなったのが君の名はのアニメ映画である。少人数でアニメ作品をつくるためにはそういう方法が一つの方法だろう。