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リネンや麻を織る日々をつづっています。
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リネン日記
裏側
2021年01月17日
仮想通貨には本当に気を付けたほうが良い。通貨の根本は借用書であって対価を返せる後ろ盾がないと無尽蔵な偽装通貨と同じ。投資的な変動制の仮想通貨というのは返さない可能性もあるもの。通貨本位制の仮想通貨は、例えば同じ金額の預金を確保してある前提で発行されるのだが、そういう通貨本位制の仮想通貨と変動制の仮想通貨との組み合わせがやばい。

ビットコインというのは得体のしれないものながらブロックチェーンというもので偽装などができないしくみ、通貨本位制の仮想通貨は企業単位が発行できるようなもので、実際に預金を確保してあるかは、日本の豊田商事事件と同じようなもので外部の者が分かる話でもない、そういう不透明な仮想通貨が大量にはこうされビットコインと交換されることによって、ビットコインの相場が高く取引されて、相場は偽装されて、そういう裏側をしらない、たとえば日本人が何百万円の現金でビットコインを買って、ビットコインを、得体のしれない発行しまくれる偽札のようなものと実際の現金の媒介手段とさせてしまうような裏側が危惧され始めている。

一つの会社じゃなくて国が発行している通貨ですら、借金ですら。デフォルトがあれば価値はなくなるのに、一つの会社が発行する得体も知れない仮想通貨がビットコインを動かして、ビットコインのブロックチェーンを信じている人たちから実際の通貨を抜いてしまうような話。日本政府にしてもビットコインや仮想通貨を通貨として認める側だけども、ビットコインなどを介して、日本円が無尽蔵に発行できる後ろ盾のない仮想通貨と交換されてしまう可能性もあるわけで、恐ろしい話なのである。

FXなんかも相場があるようで、自分が信頼してお金を預けるFX業者とのお金の取り合いであるという現実があってロスカットビジネス。先物取引などでのよく聞く話と同じ、儲かっているうちは現金化させずに追証地獄にどうやって落とし込むかがビジネスの基本。2年前は1月3日、今年も1月4日、日本の商いが薄い中、日本の個人投資家がロスカット狙われた。胴元からすれば、匙加減で、お客から預かったお金を狩りたい放題の状態。裏側知らずだと、自分がさばかれるために自分からまな板の上に乗って行くようなもの。