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リネンや麻を織る日々をつづっています。
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リネン日記
インバーターのファン
2021年10月23日
シャトル織機のモーターが劣化してスピードが遅くなってしまっていると思っていた原因が、インバーターにあったことが判明した。インバーターのファンが回っておらず、インバーターが高温になって、インバーターの出力が落ちることでモーターの回転数が落ちてしまっていた。

インバーターを交換するのは簡単だけども、インバーターのファンだけが駄目になっただけなので、インバーターのファンを残しておいた不良インバーターのファンと取り換えて、インバーター自体はまた使えるようにした。不良インバーターを捨てずに残しておいたことが役に立った。

昔は、織機の回転数を変更するためにモーターのプーリーを交換したりしていたのを記憶しているけども、それは本当に手まで微調整などもできない。シャトル織機に付けてあるインバーターのおかげで、すごく低速でおったり、調子よく織れる場合にはスピードを上げたりと、織りにくいものがあったときもスピード調整することで織ることが出来たりする。

織機メーカーのインバーターというのは専用にできていたりして、7年ほどで寿命が来てしまう。織機メーカーの杼替えボックスなんかも7年ほどで寿命が来る。コンデンサーが7年しか持たないんだろうと思う。メーカーの専用のオプションというのは作る数もしれているのでテストなどが入念になされていないということがあるだろう。市販のインバーターのほうが入手も交換も容易で信頼性が高いといえる。インバーターが高価だったのは昔の話で今は非常に安く出回っていて、そういうのを活用するのも大事な話。