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リネンや麻を織る日々をつづっています。
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リネン日記
シャトル
2021年10月29日
シャトル織機というのは、シャトル織機があればよいというのではなくて、スペアのパーツや消耗品的なものが本当に大事。昨年は何十万か掛けて、シャトルとかの備品を手に入れてある。この半年でシャトルはいくつ壊れただろうか?4本から5本くらいか。

シャトルの管も新規のシャトルには若干の変更を加えて、昔の長いタイプの管が使えるようにしたので、管はたぶん1000本以上使いまわせるようになった感じ。管も自分で木工旋盤を買って作ろうかとも考えたけども、管の木材自体が重要だったりする。形だけではなく、実使用に耐えうるかどうか。それは強度の問題ではなく、シュワイターという管に糸を巻く機械で、機械が管をキャッチミスなどをしたときに、高速で管が変に機械に挟まって回転することが稀にあったりする。そういう時に、怖いのは火災の問題で、昔からの管というのはそういうときにも摩擦で削れたりはしても燃えない素材である。少人数で工場を回すときには、自動で糸を巻く形なので、そういう想定は必要。基本、私自身はシュワイターが動作中かどうかは常に注意している。音やにおい的なものも本当に大事である。