2022年07月01日
くら寿司とかで好きだったのが、オニオンサーモン、サーモンというのは本来は寿司にはなかったようであるが、ノルウェイとかチリの養殖物がアニキサスのような寄生虫がいないということで寿司に使われているということ。その裏の話としては抗生物質たっぷりで育てるので寄生虫がいないということで、抗生物質サーモンということではある。寄生虫よりは抗生物質のほうがマシと思う人も多いだろう。
ノルウェイ産やチリ産が、特別にすごいとかいうよりも抗生物質を混ぜた餌で育てるというのが産業となって定着しているのである。たとえば、鶏なんかも養鶏ものは同じことで、抗生物質と成長ホルモンを混ぜた餌で育てられる。結局は、そういうのが人の口から入って、アジアでも女の子たち西洋型のグラマーな体形になりつつあり、鶏肉の成長ホルモンが人の体に入って成長を促しているのだろうと考えられている。
もう危険信号とか意味すらもなくそれが普通の今の食文化なので、外食を食べている限りはそれを受け入れて抗生物質が入っていて安全な食品だという認識で行くしかないんだろう。安全にするためには、よほどの量が与えられているとしか考えられないが、寄生虫がいない安全なサーモンなのである。
日本でも、ウナギを大きく育てるのに植物性エストロゲンが使われ、ウナギをふっくらとおおきくするそうなのだけども、そういうのを食べることが、結局、人に女性ホルモンを与えるのと同じような効果につながる可能性はあるのだけども、そういうのを進めている人たちは、専門分野じゃないで済む話だろう。実験で育てたものを、もう食べちゃったりしているから日本で出回る養殖ウナギもそういう育てられ方になっていくんだろう。
直接人間が摂ることを躊躇うようなものを間接的に食べ物から接取する話。人間も養殖されるサーモンや、成長ホルモンで育つ鶏のように、良いとされるような体つきになり理想的に見える部分もあったりするんじゃないだろうかと思えたりもして、問題が起こったとしてもその要因を特定することも難しいだろうし、食の拡大に伴い、低コストに抗生物質を与えられて育ったものに置き換わる流れは変わらないだろう。
2018年から大手のハンバーガーチェーンも鶏肉だけでなく、牛肉への抗生物質の制限に取り組むと表明をし始めたけども簡単ではない問題らしいから、それまでは、ハンバーグに使われる牛肉に関しては病気になりにくい抗生物質漬けの飼育が当たり前だったろう。データもまったくないという。肥育ホルモン剤とよばれるものも使われていて、EUでは禁止を始めている。
間接的に成長ホルモン剤や肥育ホルモン剤を取ることになるので、小さなころからファストフードハンバーガーショップで毎週とか子供連れで食べると、子供の体つきはやわになるんじゃなくてりっぱに良くなるだろうと思う。良いことなのかどうかは判断は分かれるだろうけど、それがファストフードハンバーガーショップの一つの効果だと思う。高カロリーや、脂肪酸問題以外にもより、成長に左右するような問題。
知ってて食べるのと知らないで食べるのはまったく別の話だろうと思うから、知って安全なのかどうかは自分が判断して食べるようにするべきだろう。