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リネンや麻を織る日々をつづっています。
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リネン日記
高校生の時に買った扇風機
2022年07月15日
京都で高校生の時、下宿していて部屋に扇風機が無かったので買ったのが、17000円のナショナルの扇風機。扇風機が17000円というのは当時驚くほどの金額でもなく、バブル時代というのはそのくらいが普通だった。でも、当時の扇風機というのは国産品でそれなりに良いものだったから、バブル時代というのは安い輸入品が溢れていたというよりも国産品ばかりだった。日本が今の中国の役割を果たしていたようなところがある。風量ランダムが付いていて、風が自動で強くなったり弱くなったりとこれは自然の風のようで、体が風になれてしまわないので、涼しく感じる。今だと当たり前の機能だろうけども、当時としては画期的だった。

他の家電製品で人気だったのがソニーのカセットしきのウォークマンで3万円くらいした。ほとんどの学生が1台持っていたんじゃないだろうか、他のメーカーの1万円くらいのとかもあったし。コンビニも出来始めたころで、夜中に行くと涼しかったのを覚えている。当時はサントリーのウーロン茶が人気でたしか1Lで200円だったかなあ。ペットボトルがまだ希少だった頃。

扇風機の話に戻るけども、それをまだ使っている。見た目もまだ良い感じのままで、思35年前のものだとは思えない。家にはもっと古い扇風機があるので、そういうのは私が生まれる前の昭和30年代のとか、母親は、高校の時の扇風機を工場とかで使おうとすると、背の低い60年前の扇風機に交換する。もったいないということなのだろう。母親の使っているラジオも60年以上は前のだろう。新しいのもいらないし、まあ、最後まで使えたらと思うし、捨てることなく残しておきたいくらいである。