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リネンや麻を織る日々をつづっています。
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リネン日記
いつもながら
2022年08月02日
長栄座のイベントもプレゼントのキッチンクロスを作るだけでも時間を使ってしまって、夜中から手織りの整経を初めて織機の準備をしたりと、ぎりぎりのぎりぎりの作業。キッチンクロスを洗って乾かしたりにもこだわりがあって、植物系の天然の薬剤しか使わないナチュラルな加工で仕上げ、アイロンも掛けずにリネンの良い雰囲気そのままを見てもらって選んでもらう。

今回ブースのディスプレイには時間がなかったので、他のブースよりはブースのみたくれがわるかったけども、手織り機2台と、テーブルの上の山積みのキッチンクロスが、そして若い女の子二人がブースを盛り上げて、たくさんの方に林与の存在を知ってもらえた。

そしてキッチンクロスは、2年、3年とお家で使ってもらえ、日本の麻織物の本場、近江の特産品の麻織物の良さを実感してもらえる。リネンが好きな方は大喜びしてくださるし、リネンが初めての方も林与のキッチンクロスで麻のふきんとしての良さを味わっていただけたらと思う。

林与のキッチンクロスは、案外、洗って干すのを楽しみにしてくださる方も多く、使っていくうちに段々と柔らかくなって馴染んでくる。汚れたりもするけども、使えば使うほどに捨てるのがもったいないとおっしゃってくださる方も多く、一度お買い上げいただくとヘビーローテで使っていただいても長持ち。

普通の綿パイルのタオルや、綿の布巾とは違う、リネンのキッチンクロス。林与の工場の中の旧式のシャトル織機で1時間に2mくらいのスピードで織っておりまして、近江湖東産地の老舗の麻機屋の一品です。ばたばたしながらも来場者の方々に楽しみを感じてもらえるようなロビー展示になったこと、また多くの方が林与のキッチンクロスをお使いいただけること、林与自身すごくうれしかったです。