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リネンや麻を織る日々をつづっています。
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リネン日記
わからずに
2022年11月25日
最近問い合わせをよくいただくのが、サステイナビリティとかエシカルなことに関して、大手のコンサル業関係の方から。5件、6件いただくけども、私のノウハウや経験を教えてほしいとかで食べている人ってどうなのか。一番駄目な中抜き業者そのものの考え方で、他の人の経験や知識を、なんとも思っていない知識や経験のないコンサル業の方が多くなって困っている。分からないなら相談受ける資格すらもないのだけども、カネ欲しさのコンサル業では困るし、そういう素人コンサルがその顧客に説明しようとしてもまったく業界のことを基本すら伝えるも無理。たぶん、似たような案件での相談がおおいので、同じ出元の国とか行政レベルがいろんなところに調査できるかどうか依頼を出しているのだろうとはおもうけど。

もうちょっと、分かっている人たちがコンサルしないと、サステイナビリティとかエシカルなことは理解すら難しいだろうと思う。そういうコンサル業の人たちの考え方すらもが、搾取的で自分がタダで得たものをそれをビジネスに変えたいという今時のサステイナビリティビジネスそのもので、それだとどんどんとサステイナビリティとかエシカルが歪んでいく。そもそも自分がわからんことを仕事として受けるなよ、みたいな話。遠すぎる話でそういう方の存在こそが、サステイナビリティとかエシカルを歪めて行く。そしていうなら、新しいものをやろうとするじゃなく、そうやって支えている人たちを尊重して支えることを考えないとというところなのだけど、支えている人たちから経験を吸収して新しいことをやろうとするからやっかいにも思う。

そういうなんちゃって専門家よりもあたりまえに分かって地道にやっているものが評価されずに、なんちゃって専門家が相談受けているとか笑い話でしかないのだけども。そのあたりも日本でサステイナビリティとかエシカルが難しい根本的な大人の事情があったりする。国や行政レベルでも、都合の良い報告書をつくりたいという意図があって、カネのほしい素人業者に頼んだ方が都合のよい報告書は作りやすいのである。レベルが低すぎるのが今の国や行政で、本質的な方向とは逆の利益的な誘導ばかりで、自分がものごと支えて地道に支えているものを淘汰していくような考え方。

だから、二酸化炭素排出権ビジネスとかも出てきてしまって、それって一番アカンビジネスやんみたいなものが中抜き業者で金儲けできる時代。なぜ二酸化炭素の排出で制限ができない限界があるならそれも理解して限界を決めるのが現実的なのだけども、理想が先走ってしまって結局理想は達成せずに金で解決とかそれもだれかがうやむやに儲けていたりするような。強制的なリサイクルなんかも地球環境には良くない話で、長く良いものを使うように心がけていくべきで、商業的なエコ意識で買い替えを促していては地球環境のなんら貢献にもなっていない。