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リネンや麻を織る日々をつづっています。
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リネン日記
ルールの独り歩き
2023年06月28日
ルールを作っている人が現実しらずに理想もとめてたりだと大変なことになるのが、クリーンディーゼル偽装。地球環境を守ると言いながらも、不正プログラムで実走行では排ガスを垂れ流すディーゼル車に買い替えさせて世界シェアも伸ばしたが、実際には、10年20年排ガスを、偽装クリーンディーゼル車が環境によいということでシェアを伸ばしより大規模にディーゼルの排ガスを垂れ流すような結果になって地球環境を破壊。今、VW傘下のアウディ者の元トップが裁判に掛けられているが、そういう絶対に無理なルールを強いて偽装に陥らせてしまうような環境意識高い系の素人専門家や国の役人たちが深く考えもせず、まともにやっているものごとを破壊して、地球環境の悪化につながってしまった典型的な事例。環境に良いと信じた消費者が手にした車を買い戻しさせることも出来ない。

人々のモラルまで落ちてしまって、素人的な環境の専門家たちと一緒になって、ルールを守って地球環境破壊することが、まともなものを淘汰してしまって最悪の結果。地球環境の専門家たちがクリーンディーゼルというような実現性のないものが実現されたと持ち上げて地球環境を救う最先端みたいに、普通のまともなものを駄目なことのようにつぶして行く。偽装の発端が、地球環境保護を謳う人たちの意識と知識の無さにあるだろう。

同じく、熊本のあさりの産地偽装問題も、やっている人たちはルールを守ってやってたみたいな一夜漬け、その一夜漬けもしていない業者もいたりで、結局、そういうのが表面的な世間一般では超えたことをやって国産の優良企業として扱われて、正直に商売している人たちは成り立つのも厳しく、商売がヘタみたいに扱われて、何十年。まともに仕事していたら儲からないのは当たり前だけども、そういうまともな商売を評価しないと駄目なのに、なぜか、ルールやラベルがあることで、それを欺くところにビジネスチャンスがあるみたいな今のものづくり。

オーガニックなんかでも、いくら認証やラベルがあろうが、結局は一つの企業のモラルの問題というだけでしかなく、普通の糸を使ってオーガニックラベルを付けても判別は不可能という現実。ルールの独り歩きの典型が虫のいない様な場所でのより工業的な作物の生産手法の導入とか、自然農法とはどんどんとかけ離れてゆき、資本主義的になりがちな今のオーガニックで良いのかと思う。

続いている技術というのはそれなりに安全性があるのだけども、それを駄目なことのように貶めてより安全でエコだとかで買い替えさせ、ずっと使えるようなものを捨てさせて、新しいものに買い替えさせるような、ビジネス目的のエコでは、従来の業界のまともさすらもなくなってしまうだろう。変な環境家や学者など必要なく、健全性を守る覚悟の人たちが業界をつくりものを生み出していくのが一番良い。買い替えさせるのに必死なビジネスのどこがエコなのか、その買い替えたものがまた数年で買い替えないといけないようなものだったり、より地球環境を破壊するような結果になる。

アベノマスクにしても、マスク企業がやったんだけども、あれは一番駄目な日本の終わってるようなレベルの政治と癒着し商社化した繊維業界の典型。ああいう形で生まれたマスクでも、つくられたマスク自体には罪はないしゴミでもない。今はマスクが普通に出回ってマスクのありがたみすらもまた失われてしまったけども、ゴミのように考える考え方が蔓延ってしまうのが本当に残念で、どうしようもない人たちが掌っていると保管料だけで6億円とか、もうそこが根本的に垂れ流し。

国もエシカルサステイナブル言いながら長期保管もできないようなシステムそのものが、エシカルとかサステイナブルを指導しようとしていたりでは、日本のエシカルサステイナブルからもまともが消えてしまう。人としての温かさを失った人たちがエシカルやサステイナブルを牛耳り始め、実際にやってる人たちを駄目かのように苦しめはじめたらそれはもうエシカルでもサステイナブルでもない。