for English speakers: Welcome to HayashiyoWelcome to Hayashiyo
リネンや麻を織る日々をつづっています。
ホームリネン日記あたらしい伝統産業展
リネン日記
あたらしい伝統産業展
2023年07月11日
8月5日6日に米原の伝統産業会館で開催されます長栄座のイベントのロビー展示に関する準備の詳細とチラシが届きました。友人がビームを下すのを手伝いに来てくれたので、チラシを見てもらう。私自身、イベントの準備というのは前日位からが多く、今回もキッチンクロスの縫製と洗い掛けを前日に行って朝に出来上がったものを会場に持ち込む予定。あと手織りの織機の整経もしないといけない。

友人は、他の出展者の方の情報もいろいろと知っておられ、私以上に地元のことはよく知っているタイプ。今回は、滋賀県の地元の方向けのイベントなので、来場者の方にキッチンクロス1枚プレゼント企画を行うのと、超簡単無料手織り体験を行う。来場される方の多くが、滋賀県では麻織物が特産品であるということはご存じなのだけども、普段、滋賀県で織られた麻をお使いの方というのは少ないと思う。手織り織機の画像イメージはあっても、実際におられたことのあるかたも案外少ないと思う。

キッチンクロスは、生産の途中でいろいろと問題があったりしてハギレができたりするのだけども、そういうのを残しておいてよいところどりして、正規の商品ではないプレゼント企画用のキッチンクロスを作る。キッチンクロスに向いたナチュラルな加工で仕上げてある。サイズもバラバラだけども、好きな大きさのを選んでもらえばよいだろうし、大きいのが欲しい方もあれば小さいのが欲しい方もあられる。またハンカチに使えるような小さなタイプのものが欲しい方もおられる。

時間があれば、ストールやカバンなども販売を兼ねたディスプレイ用に展示などしたいのだけども、たぶん、キッチンクロスを2日で150枚くらい縫製して準備していると時間はすぐに足りなくなるだろう。他の方々というのは、会社や地場産業のイメージを展示されるのだけども、林与は、ブースをいろんな商品で飾ることはできないが、家に帰られてからキッチンクロスをお使いいただくことで日本の麻織物の本場の麻織物を身近に感じてもらいたい。

また、超簡単手織り体験も整経などの準備が間に合うかどうかだけどもできるところまで準備して、あとは会場で織機の立ち上げなどはできるので、なんとかなるだろうという感じ。2台持って行きたい。長栄座の公演というのは、出演者に子供さんがおられたり、また、親御さんについてきて子供さんが来られることも多い。手織り体験ももう5年目くらいにはなるだろう。子供さんにもキッチンクロスは1枚プレゼントさせていただくので、そういうのも、滋賀県に麻織物があってそれを使ってもらえるというのは、織物を身近に感じてもらえるひとつのきっかけになるだろう。

私自身が手織り体験の凄いなあと思うところは、子供たちが織ることに夢中になってくれるところで、自分の作業で目の前で織物が織れていく楽しみみたいなあたり。もちろん子供さんだけでなく、お若い方から年配の方まであらゆる方が経験頂くと、やってみると分かることもあるで、目からうろこみたいなところがあります。日曜日に米原の伝統産業会館に来て公演や他の出展でも楽しを見つけられるとは思うけども、手織りを体験していただいて織物を織ったことも1日の思い出になれば。手織り織機で織物を織ることは難しそうにみえてもすごく簡単で楽しいということを知っていただけたらうれしいです。