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リネンや麻を織る日々をつづっています。
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リネン日記
しば漬け
2023年10月01日
高校生のころに、山口みえという女優がいて、テレビCMで、仕事バリバリしたあとに、「しば漬け食べたい」というしば漬けのCMのセリフがしば漬けのイメージで、しば漬けなんかほとんど食べたことのない高校生のころに、京都大原三千院に行くと周辺は日本で一番くらいのしば漬けの産地で、しば漬けの実物を見た時に、これがしば漬けかと感心したものである。たぶん、一切れか二切れ、旅館とかの小皿に乗ってる漬物で、食べてたことはあるけども、あれが働いて疲れたときに食べたいと思えるような感覚は林与には無理。

キューリのQちゃんみたいな味のもので、あの味の濃さのお漬物というのは苦手で、食べても一切れ二切れが限度。スーパーのひと袋200円くらいのしば漬けはたぶん一袋でも林与にとっては1年くらい冷蔵庫にあるままだろう。食べる前は、山口みえのCMを思い出すが、一切れ食べると、十分になる。キューリのQちゃんも有名だけども、あんなに味の濃いものをぼりぼりと食べられる感覚がすごいように思えて、林与は白いご飯で味を薄めながら3切れもあれば、茶碗一杯分のご飯が食べられる。

納豆も経済的な食べ物で、100円あれば2パック3パックが当り前。1パックあれば、ご飯一杯は食べられるので、卵ご飯と並ぶくらいに経済的で健康的で、そういうのに満足できる人というのが一番くらいに人生を幸せに送れるタイプの人なんだろうと思うし、逆に、仕事もすごくできそうな気がする。しば漬けで喜べるようなキャリアウーマンのCMイメージと整合するところもあって、キャリアウーマンが海外の高級リゾートを満喫するような普通のイメージとは違うミスマッチ的な庶民感覚が、庶民的な人々の共感を得られる大事な要素なのだろうけども、しば漬けのあの味の濃さはもっと薄くはしてもらえないものなのか。

増田明美さんの監督で、増田明美さんには試合前にお肉をたらふくたべろとふるまって、監督さんが塩ご飯というのを、増田明美さんが意味も理解して、自分がすごいんじゃなくて監督がすごいんだと。それが日本の親イメージ的な価値観で、自分のことよりも自分を捨てて次の若い子たちの活躍を期待してという手本だと思う。