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リネンや麻を織る日々をつづっています。
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リネン日記
強い人たち
2024年06月19日
林与というのはそれなりに個人として強い人たちとのつながりを多くいただいていることもあって、林与の麻織物のスタイルを日本の麻織物の理想の形としてみてくださる方も多い。理想というけどもそれは最底辺くらいはあたりまえに背負うような覚悟で、何かやるときに持ち出すことが当り前で、持ち出してもそんなのそのぶん普通に働いた分で補えないかと思う。

テキスタイルマルシェの初日に宮浦さんが産地の学校の生徒さんといっても業として成り立っておられる方をご紹介くださったのだけども、林与が国産リネンを強いることもないし、リトアニアリネンの特性に関しても背景に関しても、林与がリトアニアリネンに思うあたりで、林与自身もリトアニアリネンも国産のリネンと同じ様な状況にあるのを感じて来て、それが日本の麻業界の普通のことだったりは、日本の麻業界って、リトアニアリネンにしても支えているのは日本の業社さんだったりするかも、世界の希少な世界を支えようとされているのが日本の業者さんであることは多く、そういう本物の努力をささえるなら林与も協力はしたいなあと思うのが、自分が働いて布を作るが当たり前で、それを超える布というのは存在しないと思う。

日本の業者さんというのはそういうのを残そうとされるけども、現場の人たちというのは化かそうとすることも多く、そういうのにたいして、警笛を鳴らすのも、織物のプロとして日本の消費者を騙さないようなことが必要だと思うあたりから、そういう本質を日々経験している人って世界でも数少なくて、契約社会的な時間から時間で結果は別問題という感覚が今の先進国の行政的な感覚。

騒音防止法の霞が関の相談窓口のトップの方に電話して、織機を除外してもらいたいというと、織機が音が出るって初めて聞きました、織機が音が出でるのじゃなく、他の機械が音がでるのでしょ、みたいなことをその方が口にしていて、もうほんと終わっている。騒音防止法の本質的な笑い話で、そういう方が、繊維業界の地場産業として地道に仕事している本質も分からずに、個人の無知そのもので日本の繊維業界を衰退させてしまっているような政治的な問題。無知な人が何千万円も貰いながら仕切ってたらその何千万円の個人の収入のために日本の無力に思われている機屋が悪者にされる。ほんと法をつかさどるなら当たり前のことを理解していないと、国が事実を放置して被害を広げた水俣病のように被害者を攻撃するだけの国の公務員が奴隷制度、日本も科挙制度辞めないと中国でもそんなの悪しき風習で、奴隷制度以下のような行政をもたらす日本の国家公務員制度の末路。ほんと行政の人が、地道なことをやっている人を最底辺に追いやって苦しめているというのが、どこが日本を上げてのSDGsなんやろなあと思う、SDGsが地道な人たちを潰してしまうことも多いのが今の日本の官製SDGsで、結局長く続いて来た物事を学者感覚で否定してさらに薄っぺらいものに移行するような流れ。