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リネンや麻を織る日々をつづっています。
リネン日記
2024年07月02日
週末に集落の草刈があり、役が当たっているので25kgほどの混合油の携行缶を何百メートルか草刈りの現場までもって歩いて、草刈り前にバテ気味。草を刈っていると小雨が続いて、汗なのか雨なのかでドボドボの重い上着で、早めの切り上げで混合油もほとんど使われず、また何百メートルも駐車場までもどると、脱水症状気味でヘトヘト。その後、雨の勢いがすごく増したので、早めの切り上げは正解だった。

草刈のあとも体力の回復のために、風邪薬を飲んで寝てできるかぎり回復に努める。残った飲み物やおつまみの分配などはあまり深く考えすぎないようにして、その程度のことには細か律儀になりすぎず簡単に済ませるような方向、混合油もあまりまくったので、公演の草刈のときに使うので保管しておくことに。

高齢化が進み、参加しておられる方も70過ぎの人が3分の2くらい。愛知川の堤防の上部の草は重機で農業関係の方が負担を減らすために刈ってくださっていて、斜面の部分を刈るだけでよいのだけども、やっかいといえばやっかいな部分で、斜面のどこまで刈るかなども明確ではなく、当日の天候も含む状況判断で参加者の体力の限界みたいなものを考慮しながら。

草を刈っているときにも、苧麻が生えているのを確認できて、刈ったらもったいないなあと思いながらも使わないなら雑草なので刈ってしまわないといけない。昔の人ならそれなりに自生している苧麻から繊維を取り出して、いわゆるカラムシの織物を織ったのだろう。田舎の人々の着物をつくる程度なら今でも十分すぎる量が自生している。